※訪問は2026年6月4日

南海そばのシャッターが開いて旅のスタート

朝の6時半すぎの大阪駅環状線ホーム。まだ時間は早いがさすが大阪駅。この時間からかなりの人がいる

約20分乗車して新今宮駅で下車。ここで南海に乗り換えである

と、その前に

ちょうど7時に南海そばのシャッターが開く。駅そばの開店を待つのは、なかなかない体験。それでも先客が1人いた

朝定食をいただいて日帰り旅のスタートである

スポンサーリンク

クレカ乗車で乗り放題

本日利用するきっぷは

南海のほぼすべての路線で乗り放題、降り放題となるクレカ乗車。期間はすでに終わっているが、クレカ乗車可能の印があるクレジットカードをピッとかざすだけ。事前に登録などの作業をする必要はなく、1日2300円。今日これから向かうのは南海高野線。ここ新今宮からケーブルカー高野下まで片道850円なので、途中いくつかの駅(というか、かなりの駅になる)で下車すれば、あっという間に回収できる。南海は平時の全線フリーきっぷというものを出していないので、貴重な機会である

なお「ほぼすべての路線」と記したのは、汐見橋~岸里玉出の高野線区間、みさき公園~多奈川の多奈川線が含まれていないからである。今回の主題ではないので詳しい説明は割愛するが、南海高野線は難波から徒歩10分ほどの汐見橋駅が起点ではあるものの、岸里玉出までの約5キロは支線扱いのようになっていて、高野山方面から河内長野を経てやって来る電車はすべて南海本線と並行して難波に乗り入れる。そのため難破、新今宮という南海本線の駅でも高野山方面(正式には極楽橋)に向かう電車は高野線として案内される。だから分岐駅となる岸里玉出も、あまりターミナル駅扱いはされていない

橋本駅で分断される路線

途中いくつかの駅で下車しながら

JR和歌山線との共同使用駅である橋本駅に到着。同駅のシンボルでもある「まことちゃん」が迎えてくれる

ただこの写真は午後に橋本駅まで戻ってきた時に撮ったもの

現実はといえば

橋本駅に到着すると、接続の極楽橋行きへ乗車するため、長いホームをせっせと前方へと進む必要がある

南海の橋本駅は1面2線の島式ホームのみの構造。しかも両線から難波、高野山へと電車が発着するようになっているため、行先案内板も丁寧だ。左に難波行きの急行が停車しているが、案内板に8つの緑ランプがあり、これは左側のホームから8両編成で出発することを示す。案内板の一番右に赤のランプが2つ光っているのは、ホームの一番先から2両編成の電車が出ていくことを表している。高野山に向けては観光客が多く、インバウンズの人も多い。この記事を読んでくださっている方は、鉄道に何らかの興味がある人がほとんどなので迷うことはないと思うが、観光客向けにはホームに駅員さんが立って案内も務めているようだった

さて、この高野線、なぜ橋本駅でこんな面倒なことになっているのかというと

それは線路の登り具合にある。橋本駅から登場するこの駅名標には、地形が描かれている。50パーミルにもなる坂と、この地形図だけでは分からない急カーブもある。橋本駅の標高は92メートルと書かれているが、電車の終点となる極楽橋駅は標高535メートルで、高低差が443メートルもある。それゆえ、急勾配を登ることができる車両しか運行できない。朝にはごくわずかながら難波から直通の電車もあるが、特急も含め、登山対応済みのもの。おまけに橋本以遠の駅はホーム有効長が4両しかないので、当駅での増結や分離が必要となる。そのような事情もあって、高野線の運行は有料特急を除くと、ほぼ橋本駅で分断されているのだ

待っていたのは極楽橋行きの普通列車。わずかに運行される難波~極楽橋の直通急行や快速急行も橋本以遠は各駅に停車する。私も乗り込んで出発である

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村 鉄道ブログ 駅・駅舎へ