たびら平戸口から伊万里へ戻る形で松浦に到着しました。本日の宿泊地

夕陽がいい感じ。ホームと駅舎は構内踏切で結ばれていて、遅い日暮れを待っていました。もちろん初下車です。国鉄時代からの松浦線の名称となった重要駅

時刻は19時10分を過ぎていますが、6月16日のこと。たびら平戸口からは少し東になりますが、さすがにまだまだ明るい

駅舎は約20年前に新たに建てられたもののようですが、雰囲気を壊さないよう木造ベースになっています。バスターミナルも兼ねていて中には観光協会も入っているらしい。「らしい」と記したのは、この日は駅舎そのものの営業が終わっていて、翌朝も早かったため、中に入ることなく終わってしまったから。ちょっと心残り

ただ、その時の私はそれどころではありませんでした

伊万里駅でのこと。列車のヘッドマークに目が行ってしまいました

「アジの聖地 松浦」

伊万里駅で改札を出ても「アジ 松浦」の宣伝が目に入る

「そうなんだ」

恥ずかしながら私は松浦=アジという事実を知りませんでした。松浦は日本一のアジ水揚げを誇るそうで、特にアジフライは街をあげて盛り上げているとのこと

その時から私の頭の中は「アジフライ」がヘビロテ

宿は松浦シティホテルさん。全国各地の街を訪れると国鉄時代からの駅が街外れに設けられていることが多いのですが(古くからの町は家がないところに線路が敷かれ駅が設けられるので当然そうなります)、ここ松浦は駅の近くに中心街があるようで、ホテルへも、いかにも町の中心地という道を歩きながら10分もかからず到着しました。あちこちにアジフライののぼりがある

まずは、とにかく一杯

これがないと旅の夜は始まりません

そして待望の

アジフライ。肉厚でサクッとした、かみ応えがたまりません。いつも思うことなんですが、日本で酒のお供になるものって、ほとんどが白ご飯のおかずになるものですね。この日は酒のお供でしたが、今度は昼間にアジフライ定食を食べてみたいものです

こちらも旅の楽しみ。地酒をいただいて充実の夜となりました

翌朝はホテルの朝食からスタート

バイキングもいいけど、座るとサッと出てくるので定食式はある意味ありがたい。宿の朝食=干物というのも私は好きです。次にいつ食べられるか分からないので、いつもものことながら朝食のご飯は大盛りです

松浦シティホテルさんの朝食は朝6時からの提供で、何かと朝の早い旅人には助かります(洋定食もあり)

7時過ぎの列車で佐世保へと向かいます

駅舎には入れませんが、屋根のひさしの下が駅舎営業時間外の待合所になっていて

ここにも時刻表が張られています

もう一人のお客さん

字が読めたら怒るのかなぁ

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