※訪問は2025年10月4、5日
観光列車で美濃白鳥へ

みなみ子宝温泉駅を出て美濃白鳥駅に着くころには日暮れの迫る時間となっていた。17時半。乗車列車は観光列車「ながら」の車両

こうやって定期運行の普通列車に車両が使われることもあるようだ。幸運だった
今日はここ白鳥町に宿泊する
旅館でおいしい食事

旅館でおいしく夕食をいただく。ちなみに夕食前に徒歩10分ほどのスーパーへ夜食の買い出しに出かけると滝のような雨に見舞われた

翌日の旅館らしい朝食。おひつのご飯って何であんなにおいしいのでしょう。大概ほとんど平らげてしまう
スタフ閉塞の入り口としても重要

朝8時過ぎの美濃白鳥駅へ。現在は郡上市となっているが、平成の大合併までは白鳥町という自治体で郡上八幡駅を中心とする八幡町とは別の自治体だった。夏の郡上おどりはあまりに有名だが、白鳥にも白鳥おどりがある。郡上市を構成した自治体では八幡町に次ぐ規模で、古くからの交通の要衝だった。越美線でつながるはずだった福井県はすぐで、石川県や富山県も遠くはない
それを証明するように

白川郷の白川村まで62キロ。白川郷へのアプローチはあらゆる方面から可能だが、ここから一本道でたどり着ける
国道でも東海北陸自動車道でも約1時間。鉄路だと美濃太田から美濃白鳥までが66キロなので、白川郷までの中間点ということになる
高鷲村と荘川村は平成の大合併で、それぞれ郡上市と高山市になったが、観光名所が分かりやすいようにあえてそのままにしているのだろう。交通の要衝だけに越美線も当地を通ることが重要だったが、白鳥町と福井県の大野市の間には高低差のある峠があり、鉄道を通すことは不可能だったため、やや北側の北濃経由で計画されたことは以前に書いた通り
現在、九頭竜湖方面へのアプローチつまり車での移動は、美濃白鳥から高規格の道路がダイレクトにつながっている
そんな要衝駅だけに

駅舎は元より大きい。開業は1933年(昭和8)で駅舎は当時からのものを改修しながら使用している。駅前には旧白鳥町の中心部が広がる

長良川鉄道では数少ない有人駅のひとつで

夜間停泊の設定もあり、車庫もある。当駅は有人駅として重要な任務を持っており、それはここから終点の北濃までは通票が必要なスタフ閉塞の区間となっていることだ。北濃行き、北濃からの列車にはスタフを手渡し、回収する役割が必要となる。ちなみに越美北線の末端部分である越前大野~九頭竜湖もスタフ閉塞区間となっていて、つまりつながらなかった越美北線と越美南線のそれぞれの末端区間が、今は貴重な存在となったスタフ閉塞となっているのだ。なかなか運命的である。もっともスタフ閉塞区間ということは、運行本数が少ない証明でもあるのだが

長良川鉄道の各駅には「ホーローらしき」縦駅名標が設置されているが、当駅のものは国鉄時代からの本物だ

古めの駅長室の文字に見送られ、二日目の旅のスタートだある
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