上道駅の駅名標

※訪問は4月6日、状況が変化している可能性があります

同名駅があるだけに

答え合わせからスタートしますが、なかなかこうは読めない駅です。「じょうどう」なら急激に普通の読みになってしまいますが、1文字濁音が外れただけで難読駅の仲間入りです

難しさを増しているのは同じ「上道駅」が同じJR西日本管内にあるため。鳥取県の境線にも「上道駅」が存在しますが、こちらは「あがりみち」と読む。同じ文字でありながら、カナにすると似ても似つかないというあたりが、おもしろい。開業は鳥取県が1952年に対し、岡山県は1986年。山陽本線の駅の方がかなり後輩になりますが、元々あった自治体名「上道町」に基づくものなので、別名とはいかなかったのでしょう

駅を降りたところに解説がありました

難読駅については由来を知りたくなる。こういうかゆい所に手が届くのは、とてもうれしい。解説によると元々は「かみつみち」と呼ばれ、後に「じょうとう」に変化。「上東」の文字が充てられることもあったという。「上東」が定着していれば、境線との区別も必要なかったし、難読駅になることもなかったのかと思うと、なかなか興味深い

周辺は新興住宅街と重要国道

駅の開業は1986年11月ですから、国鉄末期というか翌年3月の民営化へのカウントダウンの時期。駅の南側に新たな住宅街が誕生したため、新規開業となりました。「国鉄のうちにやっておくことはやっておこう」と新設された駅が各地で見られますが、おそらくそうした案件だと思われます

こちらも駅前の地図で詳しい

駅があるのは地図の左端。兵庫県側からやって来た山陽本線と山陽新幹線が合流した地点にあり、駅に近い新興住宅街は「城東台」と、難読を避けたかのように命名されています。そしてこの地図でも分かるのは、元々の上島町(1971年に岡山市に編入)の中心からは若干離れているということ

この上道地域センターがかつての町役場の場所。車で10分とは、かなりの距離ですが、こちらにはそもそも新幹線以外の線路が通っておらず、城東台を造成した会社が駅の設置費用を負担したこともあって、駅は現在の場所となりました

ただ駅の南側を通る国道250号は山陽本線、山陽新幹線とともにそのまま岡山市内に入るルートで、交通量も多く、ロードサイド店が並ぶ道路です

橋上の無人駅

上道駅は橋上駅舎。1日2000人以上が利用しますが4年前に無人化されています

現在は簡易式のICOCA改札機がポツンと置かれているだけですが、4年前まではみどりの窓口設置駅でした

比較的新しい駅ですが、なぜ並べて案内をしているのか微妙な感じがする手洗所の文字は独特

ホームは2面2線。1986年開業ですので、もとより貨物の扱いはありません。新幹線の高架直下が北口となりますが、南口に比べると北口は静かです。ここから新幹線と寄り添いながら岡山を目指します

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