関ノ宮駅の駅名標

2023年3月15日

権現前11時43分→関ノ宮12時06分

権現前から一志を経た名松線は勾配区間にさしかかり、井関あたりで山中に出ますが、伊勢大井付近から再び平野部に入ります。降りたのは関ノ宮

名松線は1929年に松阪~権現前が開業した後、少しずつ線路が伸びていき1935年に伊勢奥津までが開業。現在に至ります。その後、1938年に、ここ関ノ宮のほか、伊勢大井、伊勢田尻(現一志)と3駅が一気に開設され、どの区間も2~3キロと、まるで私鉄のような駅間になった。当時は大変な利用者があったそうです

ここ関ノ宮は旧白山町の町役場(津市白山庁舎)の最寄り

いわば旧白山町の中心駅ですが駅そのものはひっそりとしています

県道同士が交差し、一方が名松線に沿って伊勢奥津を目指し(私が比津~伊勢八知を歩いた道路)、もう一方は南北で榊原温泉を目指す県道同士が交差する地点にあって周辺には役場のほかJAへスーパーもあるなど、機能はそろっていますが、駅そのものはともすると見落としてしまいそうな場所にひっそりとたたずむ。駅への入口は細い通路のみ

単式ホームと待合所があるのみの簡易な構造。周囲の状況から推測すると開設時から、この形で駅舎は一度も作られなかったようです

関ノ宮12時21分→伊勢大井12時28分

関ノ宮のお隣は家城で、家城ですれ違った松阪行きがすぐやってくるので滞在は15分。こんな感じで乗り継げれば楽ですが、これは家城前後の駅だけに許される「特典」で、とにかくここはありがたく乗車させてもらうと、車内はおそらく白山高校からの帰りの高校生で座ることもできないほどの状態。伊勢大井で下車

こちらの駅は周囲にほとんど何もありません。ホームとは逆側に県道(先ほどの伊勢奥津を目指す道路)が走っているものの、周辺は農地ばかりで民家が点在。集落は少し離れたところにあるようですが森に遮られるような形になっていて、ホームからは見えません。住宅が農地に転換された雰囲気もないので、関ノ宮と同日の1938年1月20日に開業していますが、周辺の光景は立派な県道以外はそのままだと思われます

そのためかホームも入口からは離れていて

関ノ宮以上に細い通路を歩いていく必要があります

目の前の県道を車が快走していきます。ただひとつ言えるのは駅の設置時にこんな立派な道路はなかっただろうし、そもそも自家用車という概念がなかったでしょうから、貴重な存在の駅だったのです

他の単式ホーム駅には見られなかった駅名板は待合所が輝いていました

こちらは駅名標。車内に多くいた高校生のうち一人だけが降り、森の向こうに消えていきました

次の駅を目指しましょう。ただ残念ながら、お次も徒歩が待っています(泣)

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