3月24日

始発のサンダーバードへ敦賀へ

再来年春、北陸新幹線の敦賀延伸で北陸本線の金沢~敦賀間は第三セクターに移管します

ならば直前にドタバタするのではなく、今のうちにJR駅をしっかり味わって記録にも残しておこうと今春そして今夏の2回に分けて青春18きっぷで各駅を回ってきました。まずは春の青春18きっぷで巡った福井県の駅から

朝の6時半、大阪発のサンダーバード1号に乗り込みます。北陸路に向かう時は、いつもこの電車なのですが、いつものことながらかなりのお客さんがいます。サンダーバードは在来線特急としてはJR西日本の看板列車です。昔の特急は皆こうだった、と言いたくなる9両の長い編成。多客時には3両増結されます

8時前に敦賀で下車。ここから青春18きっぷの出番です。敦賀までは新快速が乗り入れていて大阪から青春18きっぷで行けないこともありませんが、となると私の家からだと最短で行ってもおそらく敦賀着は8時46分。通勤通学時間帯は1時間ヘッドとなってしまう北陸本線だけに特急に乗ることで1本多い電車に乗ることができるのです。今日は日帰りだけに、この1本は大きい。というか早朝は敦賀まで直通の新快速はないので細かい乗り換えをしていくうちに敦賀までで疲れてしまいそうです

細かく前後に動く

本来は福井方面へ1駅ずつ順番に紹介していくものでしょうが、訪問順に紹介していきます。1時間に1本の運行ということは順番にたどると1駅着く度に1時間待たなければなりません。それだと5駅で4時間も要してしまうので時刻表とにらめっこしながら、できるだけ効率的に回れるよう前後の動きを繰り返すのです

ということで最初に降りたのは敦賀から約20分。4駅目の南条

 

立派なビルの駅舎。南越前町の中心駅で駅舎は同町商工会館にもなっているので立派なのもうなづけます。南越前町は南条町、今庄町、河野村が合併して誕生。こちらが町役場の最寄り駅となっていますが、鉄道ファンには今庄の方が有名かもしれません

待合室のポスターも役所関連の一部という感じでトイレも立派。まだ朝は冷える北陸でしたが、それほど寒くはありませんでした

ホームは実質上2面。元の形は国鉄伝統の2面3線だったようですが、中線はなくなっています。南越前町の中心駅ですから

当然、駅員さんがいて窓口もあるのですが、よく見ると

悲しいお知らせが。訪問時点で、あと1週間しか有人駅ではないのです。私がこの時期に訪れたのも、これが大きい。たとえ簡易委託であっても駅員さんがいる駅の光景って、いいですね。ちょっと寂しい「今しか見られない鉄道風景」でした。北陸本線はこり時期にパタパタと無人化していき、この後いろんな駅で、この張り紙を見ることになります

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