※訪問は2025年6月24日
路線内で最も新しい駅

若狭有田に到着。ここまでの記事で定番となってしまったが、単式ホームと待合所のみの駅。これだけで推測できるように無煙化後に設置された駅のひとつ。そして小浜線で最も若い駅である
駅舎のようだが駅舎ではありません
最も若いといっても開業は1964年(昭和39)と、すでに60歳を超えている。逆に言うと小浜線では60年にわたって新駅は誕生していないことになる。大鳥羽~上中に設置された。若狭という旧国名が付くのは、明治生まれの有田駅(佐賀県)があったからだろう

駅の周辺には、やや小さめの有田の集落がある。なお東西に走っているイメージのある小浜線だが、海沿いの小浜から、やや内陸寄りの上中に入ったこともあり、このあたりは再び海に向かうべく線路は南北に走っている

道路には灯籠があったが、石碑の文章が読み取れず、いつからのものなのかは分からなかった

ホーム中央には駅舎のように見える木造の建物があるが、これは駅舎でもないし、待合所でもない。待合所は奥に見えるコンクリートの建物だ

ホームから通り抜けも可能になっている木造の建築物、これはお手洗いだ。ホームからの景観を損なわないようにしているのだろう。いかにもお手洗いという形はしていない。これはなかなかの気遣いだと思うし、やはり駅にお手洗いがあるのはありがたいことだ

駅前の広場は大きく大型の車も入ることができるスペースがあり、駐輪場がある

ホームの構造は独特でホームと広場の間にスペースがある。将来的にすれ違い可能な島式ホームを構想していたようにも見えるが、そうすると大きな駅前広場も説明がつく。ホームの向こう側には農地が広がる。とはいえ2023年度の1日あたりの利用者数は110人と3ケタの数字がある
小浜線tabiwaパス
今回利用したのは

こちらの小浜線tabiwaパス。小浜線内にはIQ乗車もないし、自動改札機も始発と終着駅のみしかないので駅員さん、またはワンマン運転士への提示式・JR西日本のtabiwaアプリから購入できる。2日間2200円で沿線の観光施設や飲食店でのサービス特典が付いている。敦賀~東舞鶴の運賃が1690円なので、1日1100円というのはなかなかお得。そもそも私は1日のみの利用だったが、2200円の元は十分にとれた
青春18きっぷとは違って、そのまま追加料金なしで敦賀または東舞鶴から在来線で帰るというわけにはいかないが、それはそれで開き直りというか、実情に合った使い方をすればいい。私はこの後、19時近くまで駅訪問を続けたが、すでに敦賀から大阪方面へと向かう新快速の運行は終わっていた。ならばサンダーバードで帰ればいいのだ

こちらは待合所の様子。表彰状が掲げられているので見上げると

駅周辺の清掃活動を表彰したもの。日付は昭和56年と、まだ国鉄時代。私はというと大学受験に失敗して浪人生活を送っていた。神戸ではポートピア博が行われ、ポートライナーが運行を開始した時。当時の自分と重ね合わせても隔世の感があるが、このころ小学生だったお子さんは、もう50歳を超えていることになる。ここまで紹介した写真でも分かるように駅周辺は今も変わらずきれいである

手入れされたアジサイの花がきれいに咲いていた
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