※最終訪問は2025年8月9日
電化の経緯

小浜線の電化にあたってJR西日本は全く費用負担をしていない。約100億円以上の電化費用は福井県、京都府や沿線の各自治体が半分、原発を持つ電力会社が残る半分を負担している。沿線の自治体も原発設置によるお金が入っていたので負担費用を捻出できたともいえる。また電化のさまたげとなる長大トンネルがほとんどないことも電化を容易にした
目的は電化によるすビードアップも含めた地域の活性化や需要の掘り起こしが挙げられる。また電化という手段は、一定の運行本数があれば維持費の削減にもつながる。さらに後に触れるが、将来的に北陸新幹線が小浜に乗り入れれば大きなインフラになるとの期待もあった

こちらは小浜駅の時刻表だが「一定の本数」という観点では微妙な運行本数で、スピードアップという点では、古い路線で路盤が悪いことから最高時速は85キロに抑えられ、JR西日本ならではの25キロ制限の場所もあるなど、敦賀~東舞鶴の所要時間は数分の短縮にとどまり、短縮電車性能をフルに生かしているとはいえない状況となっている
沿線の学校の多さ
そのような事情からJR西日本は「持続についての地域との話し合い」をチラつかせているが、6月に乗車した時にバス転換は無理だと感じた。小浜線に乗車していると分かるが、旅客の大多数は沿線の高校生である。沿線には複数の高校があって、高校生でにぎわっていることを該当する駅の紹介でも織り込んできた。3月の春休み期間に訪れた時も多かったが、6月は全くの平日で朝夕のにぎわいは凄かった

こちらは6月の気山駅(美方高校最寄り)そして

3月の東小浜駅(若狭東高校最寄り)。これでも控えめに撮った方で、実際はもっと多い。当然だが沿線の学校だけでなく敦賀の高校に通う生徒も多いわけで、登下校特に登校の時間帯は凄い数になる
4年前に岩徳線の各駅訪問を行った時も
朝の登校時間の車内はすさまじく、周防花岡駅では当駅最寄りの学校に行く生徒と当駅から徳山の学校に向かう生徒でホームはごった返し、しばらく列車が発車できない状況となっていた
全国各地で見られる光景だが、朝にこれらり生徒をバスで運ぶためには一体何台のバスが必要なのか分からないぐらいの数である
北陸新幹線という新規参入

地域の大きな鉄道の話題は北陸新幹線の延伸問題だ。小浜線が電化される際には敦賀から新大阪までどうやって新幹線がたどり着くのか全く決まっていない。小浜線の一連の記事で東小浜駅を紹介した昨年12月に「自民党が大幅に議席を失ったおかげで、1度決まった北陸新幹線の小浜ルートが元の8ルート選択に戻ってしまった」と書いたが
先日の選挙で自民党が圧勝したことで再び小浜ルートに戻りそうな雰囲気にもなったが、地下を走ることが多く多額の費用がかかることと、水源問題もあって一番負担を強いられそうな京都府は簡単にウンと言いそうもない。そもそも京都駅をどこにするのかも確定していない状況で、この区間に新幹線を走らせることが京都府にどれだけのメリットがあるかも微妙である
そして小浜線はというと、整備新幹線のルールら照らし合わせると並行在来線となってしまう可能性もある。並行部分は敦賀~小浜となるが、この区間のみまたは全線三セク化というのは、地元にとっても飲める話ではないだろう
いろいろな事情が絡み合う北陸新幹線の延伸問題。ひとつ言えることは私が元気に新幹線に乗れる時期までには開業しそうにないということ。土俵で関係者がにらみ合ったまま、小浜線は現在の姿でしばらくいそうである
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