松崎駅の駅名標

2月21日11時30分

コナン列車で移動

伯耆大山にやって来た山陰本線はコナン列車。運行開始から10年が経つ人気車両で「名探偵コナン」の作者である青山剛昌さんが北栄町の出身地であることから、コラボが実現しました

その北栄町の由良駅

こちらは前回、米子駅を訪れた際の写真ですが「コナン駅」の愛称が付けられ観光地としても人気スポットとなっています

駅舎内の待合室もコナン仕様。訪問は今とは真逆の季節で、駅からすぐのお好み焼き店で真っ昼間からビールを飲むほどでしたが駅舎内もエアコン完備で快適でした

と書いていくと派手なイメージを持つかもしれませんが駅舎は明治の開設時のものを基本にしているそうです。もっとも今月いっぱいで無人化されます

私が乗車したのは偶然ですがコナン列車の運行ダイヤについては鳥取県のHP「まんが王国とっとり」に掲載されています

再変更で1時間揺られる

さて現実の旅程はというと、またもや変更。個人的なことを言うと、テツ活動においては暑さよりも寒さの方がどちらかといえば耐えられる方なのですが、自分の予想をはるかに超えていたのか、これはいくつも駅は回れんなぁ、となって残りは1駅だけに絞ることに。倉吉からは特急に乗るので食事は買い込んでから車中で済ませばいいので結構駅は回れるのですが、今日はヘタレヤメです。手段も時間もあるのに行程を中止したのは、あまり記憶にありません。駅舎が弱いというか風が入ってきそうな駅は避け(笑)、さらに言えばお手洗いがあること。となると考えたのは倉吉のひとつ向こうの駅

伯耆大山から倉吉までは約1時間

この列車は倉吉止まり。3分の乗り換えで鳥取行きに乗車

キハ40系列となる47。これもJR西日本名物となる通称タラコの登場です。1駅目で降りたのが

松崎。山陰本線らしい木造駅舎です。訪問の時間帯はあまり人はいませんでしたが、1日に800人ほどが乗降します。その乗降を支えているのが

駅からすぐの東郷温泉

駅を出るとすぐ東郷湖。湖の中から温泉が湧くことで知られる人気の温泉地です

東郷湖を挟んだ場所にあるのが、はわい温泉。こちらは温泉を有効に利用するため湖の一部を埋め立てた場所にあります。「日本のハワイ」として話題を集めました。松崎駅は元々、東郷町の代表駅で、はわい温泉の羽合町、そして泊村が合併して湯梨浜町となりました。温泉のお湯、名産の梨、砂浜から文字をとっているそうです

話はそれますが由良駅のお隣には浦安駅があって、当然ながら千葉県の駅より山陰本線の駅の方が古いため、こちらも話題となりました

駅名板の文字も独特ですね。急行の全盛期だった国鉄時代は多くの急行が停車していました。現在は無人駅

駅の開設は明治期ですが駅舎は昭和初期からのもののようです。ステンレス部分は後からできたものでしょうか。窓口も手荷物扱い所も随分しっかりした造りとなっていて多くの利用者がいたことを感じさせます

素敵な文字が残っているのに宣伝で隠れてしまっているのが残念。WESTERの告知なので最近張られたもののようです

ホームはかつての2面3線が2面となっています。現在、優等列車の停車がないのではわい温泉だけでなく、東郷温泉もお隣の倉吉からのアクセスが多くなっているようです

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