大三東駅

島原鉄道で「あの駅」に行った 海に一番近い駅

6月18日10時20分

※西九州新幹線の開業でダイヤが大幅に改正されたようですが訪問当時は旧ダイヤです

降り立つとそこは

これは素晴らしいの一言でした。ちょうど列車交換のタイミングだったことも良さに拍車をかけました

島原鉄道の大三東駅。なにげに難読駅ですが、それよりも絶景に目を見張ります。今回は写真が主役です。訪問日は曇り気味のお天気で、有明海の向こうまで見える、というわけにはいきませんでしたが、その分、逆光にならず写真的には幸いしたかもしれません。さらに言うと前記事の写真にもチラリ写っていましたが、訪問当時の長崎は案外長袖を着ている方も多く、それほど暑くはなかった

クスッときてしまった

島原鉄道の運行は基本的に1時間に1本。ですから、ここに1時間いられる。ちょうどいい時間だと思います

ホームの下というか横はすぐ海。ですから

クスッときてしまいました。「先は海です」ではなく「先は有明海です」というセンスがいいですね

向かいのホームに映えスポットへの撮影ポイントも示されていて

こんな感じ。小道具の椅子が何とも言えません

あまり意味はないでしょう

さて海に一番近い駅としてよく知られるのが

青海川駅(2019年9月、信越本線・新潟県)と

海芝浦駅(2015年11月、鶴見線・神奈川県)です(こちらに関してはどこまで写真を載せて良いものか分からないため海の写真だけにしました)が、じゃあ実はどこが近いかというのは、あまり意味がないことだというのが私の考え。行った時にそこが一番近いと思えば、それで良いのです

他にも宝庫多数だがNG行為あり

駅舎はこんなに渋い感じ

無骨で渋い。駅前にお店があってドリンクなどを売っているのでアイスコーヒーを買って、お店の方としばし歓談。景色がいい時は本当に向かいまでクッキリ見える一方で台風の時などは自然の猛威を感じられるという。駅では

幸せの黄色いハンカチもあり、メッセージが風にたなびいています。また

CMでも有名になりました。そんな素晴らしい大三東駅ですが、NGがひとつあり「車を停めるところはほとんどありません」。先述した通り、島原鉄道は1時間に1本の運行と、それなりの本数が確保されています。列車で訪れてホームに降り立ってみてくださいね

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島原鉄道で「あの駅」に行った 長崎~諫早

6月18日8時

長崎駅の今しか見られない光景からスタート

この記事は実質的に

超難読駅で感慨に浸る(大村線・南風崎)

の続きとなります

前日、大村線から長崎本線を経て長崎に到着した私は長崎電気軌道つまり長崎市内の路面電車を完乗。旅の3日目で最終日。「旅名人の九州満喫きっぷ」(もちろん長崎市の路面電車も乗り放題です)を手に長崎駅へ。長崎新幹線開業を3カ月後に控え、前夜感が漂います

長崎駅に来たのは14年ぶり。当時走っていた寝台特急「あかつき」が3月いっぱいで廃止になるというので2月に乗って訪れました。今では信じられないことですが、廃止まで2カ月を切っているにもかかわらず、乗車の1週間ほど前にみどりの窓口に行くと「どの部屋にしますか?」なんて窓口の職員さんとの会話があって早い話が選びたい放題。ある意味、当時の寝台特急の状況を物語っていますが、当時は地上櫛形ホームで終着駅の風情が漂っていました

今は高架駅

特急列車しかも電車特急が並んでいて、これはまさに今しか見られない光景です。並行在来線となって優等列車がなくなるのは全国で見られる光景ですが、架線も外して電化→非電化になるというのは驚きでした。経費がかかるので電化部分は貨物に任せ旅客運搬は気動車で、というのは各地で見られますが、せっかく張った架線を外すという例はなかなかありません

諫早へと向かう

ただ私のきっぷでは特急には乗れないので

奥の切り欠きホームから普通列車に乗り

30分ほどで諫早に到着です(写真は前日17日のもの)

こちらも前夜感いっぱいです(写真は17日のもの)

島原鉄道へ乗車

ただ私はJRの改札口から駅ビルを降りる形で別の改札となっている島原鉄道へと向かいます

ホームはJRと並んでいて直通運転をしていたなごりからか番号も順番に振り当てられています。島原鉄道は0番線の切り欠きホーム

明治以来という歴史を持つ島原鉄道の歴史パネルも展示されています

約1時間揺られ

到着です

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