木花駅

宮崎から志布志まで89キロ18きっぷでの日南線3日間~利用者数も路線内では巨人なんです

※訪問は2026年3月12日(ダイヤは3月14日の変更前のものです)

駅舎内には写真が飾られ

木花駅の駅舎内。かなり以前に無人化されている。油津駅や南郷駅のように球団色を全面に押し出したものではないが

宮崎県出身で巨人のほかにも日本ハム、広島で活躍した木村拓也選手の写真が飾られている

巨人でコーチを務めていた2010年の試合前のノック中に倒れ、くも膜下出血で帰らぬ人となった。37歳という若さだった

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地名は日本神話の女神から

ホームは島式1面2線構造ですれ違いができる

ホームには名所案内というよりも、当駅からの方がアクセスが便利な運動公園内の施設が表示されている。ここまで書いてくると、いかにも各スポーツ施設の専用駅のようになってしまうが、実はそう限定されたものではない

木花という地名は日本神話の女神「木花之佐久耶毘売(このはなのさくやびめ)」に由来する。この女神を祀る神社は日本中にあるが、ここでは当駅近くに木花神社がある

一帯は明治の町村制施行以来、木花村になっていて、日南線として再出発した1963年(昭和38)に宮崎市となっている

学園都市を臨み利用者2位

旧木花村である木花地区の特徴は宮崎学園都市。上記の地図を拡大していただくと、西側に宮崎大学を中心とした学園都市が広がっていることが分かる。ここは新興住宅街でもある。こちらの住民は歩くのにはやや遠いので、木花駅までのバスもしくは、そのままバスに乗って宮崎市内に向かう人が多い

前回の記事で運動公園から木花駅へと向かう際、木花駅に近い正蓮寺というバス停で降りた話を紹介したが、このバスは正蓮寺から西へと進み、木花台の住宅地をグルリと回って再び木花駅近くに戻り、そのまま宮崎駅方面へと向かう

そのような事情もあって木花駅の利用者は多い

JR九州では管内の各駅の利用状況を発表しているが、乗車人員の実数が示されているのは300位以内の駅のみ。2024年度のデータを見ると、300位に入っているのは飫肥駅と木花駅のみ(南宮崎駅のぞく)で、飫肥駅が411人、木花駅が375人だ。つまりこの2駅が1位と2位ということになる。また300位に入っていない100人以上の駅として日南、油津、南郷の3駅が挙げられている。最大の観光地である青島駅の名前はない

基本的には乗降者数は乗車人員の2倍として推定することになるので木花駅の1日の利用者数は750人ほどとなる

そのような事情もあってか、木花駅には自動券売機がホームに設置されている。鮮やかな駅舎に目が向きがちだが、利用者数も路線内では「巨人」の駅なのである

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宮崎から志布志まで89キロ18きっぷでの日南線3日間~最後の駅はジャイアンツ駅

※訪問は2026年3月12日(ダイヤは3月14日の変更前のものです)

いよいよラストの駅

3日間にわたって繰り広げてきた日南線の全駅訪問もいよいよ最後の駅となった

目指すは運動公園駅のひとつ北にある木花駅だが、まずは時刻表を見てみよう

11時51分の列車でここ運動公園駅で降りたのだが、この後2時間半以上列車がない。油津方面はあるが、木花駅は南宮崎側である

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もう元気がありません

とはいえ、実はそう悩むことではない

運動公園駅と木花駅は線路で1・5キロ。徒歩でも似たような距離だ。歩いても大した距離ではないし、平坦コース

ただし

もう歩く元気がない

のである。朝からさんざん歩いたし、その上、慌てて木花駅まで到達しても列車はないのが気力を妨げる理由のひとつ

ただし私には強い味方がいる

今朝も内海駅から折生迫駅までお世話になった宮崎交通バスだ

私が乗車したバスもこの停留所を通るが、ここを通るもうひとつの路線が木花駅のすぐ近くまで行く。青島始発のバスで、こちらは1時間に1本と、運行本数は多い。しかも運良くそれほど待たずにバスの時間となった

来た来た

そして

わずか3つ目、時間にして3分ほどの正蓮寺停留所で下車。前掲の地図を見ていただければ分かるが、木花駅まで徒歩3分ほどの場所にある

カープ駅、ライオンズ駅そしてジャイアンツ駅

線路に沿って歩いていくと駅のホームに到達。駅舎はこの先にある。その駅舎というのが

こちら巨人軍仕様の駅舎である

前記事でも記したが、運動公園内に2001年に新たに建設されたサンマリンスタジアムにキャンプ地を移転。同じ運動公園内にあったそれまでの球場は主に2軍が使用することになった。その場所は運動公園駅よりも木花駅に近い

グーグル地図は20分以上の徒歩時間を表示しているが、実際はショートカットして10分程度で歩けるはずだ

駅舎は1963年(昭和38)に日南線の駅として再出発した時からのもの。1913年(大正2)に宮崎交通線の駅として開業した時と同じ場所にあるが、駅舎は日南線となった時に新たに建てられた。現在の駅舎は塗装をし直すなどのリニューアルを施された。2022年1月31日と春季キャンプ前日のことだ。カープの油津駅、ライオンズの南郷駅そしてジャイアンツの木花駅と日南線の3駅がプロ野球の球団カラーになったことになる。キャンプ地なんだから当然だと思うかもしれないが、プロ野球というのは12チームしかない。そのうちの3チームを彩る駅舎が、非電化ローカル線である日南線にあるというのは、なかなかのものだと思う

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