JRのうちに…北陸本線各駅を訪ねる その6~今旅の北限の駅へ

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3月24日12時20分

発展する西側に対応

鯖江からひとつお隣の北鯖江で下車しました

島式ホームです。今回訪問した各駅では珍しい構造。どの駅でも見た雪メーターがあります

駅舎は線路の東側にあります

瓦屋根の駅舎。北陸本線の福井県内の駅は1948年の福井地震で大きな被害を受け、それに伴う改築、新築が多いのですが、こちらは1955年の開業で当時から同じ姿です。島式ホームなので駅舎からは跨線橋で向かいます

無人化されていて駅舎内だけでなくホームにも待合室が設けられています。跨線橋を慌てて渡るリスクを考えると冬場にはありがたい。そして跨線橋からは西側にも出られるようになっていてICリーダーが設けられています。前回の鯖江駅の項でも記しましたが、後から駅舎と反対側がにぎやかになってくると、どうやってそちらに出るかで利便性が大きく変わるのですが無人駅だと対処しやすいですね。駅の西側は国道8号を挟んで福井鉄道が走っていて、国道沿いにあるショッピングモール、アル・プラザの最寄りにもなっているようで週末は西口がにぎわうそうです

大いに勘違いしていた私

北鯖江から再び武生まで戻り昼食を摂り(私の探し方が悪いのかもしれませんがランチは鯖江より武生が目につきやすかったです)、またもや福井方面行きに乗車。前に行ったり後ろに行ったりでややこしい。福井を通り過ぎ、福井から3つ目の丸岡で降ります。今日は日帰りで、ここから敦賀方面のいくつかの駅に行けていないので日没を考えると、こちらが北限

丸岡といえば有名なのは丸岡城。私なんかは高校サッカーの強豪、丸岡高校を思い浮かべますが、丸岡の駅そのものは旧丸岡町ではなく旧坂井町にあり、丸岡の町の中心部はかなり離れています。恥ずかしながら訪れて初めて知りました。今は三国町、春江町とも合併して坂井市となっていて市役所は丸岡駅が最寄り。つまり坂井町の中心駅が丸岡駅だったんですね。50年以上前は当駅には京福電鉄の丸岡線というのが走っていて終点というか起点の本丸岡駅が丸岡町の中心地。今は本丸岡駅跡のバスターミナルが中心の役割を担っています

結構遠いですね。バスで検索すると「こちらの方が早い」と言わんばかりに徒歩が出てきました。考えてみると古くからの城下町の真ん中に旧国鉄の線路が敷かれたということは多くはありません。丸岡駅と丸岡バスターミナルを結ぶバス路線は、本数も多くないようで今は、旧丸岡町から福井市内へは直接バスで向かうのがメーンルート。ただし丸岡駅は坂井高校の最寄りでもあるので、多くの高校生が利用します

駅舎は12年前にリニューアルしたばかり。前述した福井地震は丸岡町が震源で、丸岡城も倒壊し丸岡駅も全壊。その後に復旧した駅がリニューアルされ、駅には多目的ホールも設置されました。私が訪れた時は

ひな人形のお出迎えがありました。地元の有志の方が毎年展示しているようです。これは良いものを見ました。その一方で駅舎の中は

1カ月ほど間に合いませんでした。残念

次の駅へと向かいます

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