※訪問は2026年7月15日
グンと離れた場所へと移動

こちらは大川平駅に掲げられていた今別町の地図。これを見て今別町内ではローカル線らしくなく、短い間隔で駅が設置されていることに気づく。休止区間の各駅訪問の起点となる蟹田駅は外ヶ浜町、終点の三厩駅も外ヶ浜町で、自治体的には外ヶ浜町は飛び地の構成で、間に今別町が挟まった形になっているが、北海道新幹線の駅が併設の形となっている津軽二股からこまめに駅がある。それぞれの駅間は徒歩でも十分なぐらいだ
ただし今別町にある津軽二股駅から外ヶ浜町の大平駅までは駅間が長い
津軽線は列車が走っていないのでグーグル地図は代行バスまたはわんタクでの移動が表示されるが、バスで20分以上、距離にして10キロ以上の行程。津軽線の駅間も11・6キロで、もちろん津軽線内で最長の駅間距離である。それほどこの間には集落らしきものがない

ということで8時18分発の代行バスは8時39分に大平駅に到着した
出会ったのは大きな壁
写真で分かる通り、こちらの停留所には「大平駅」の看板があるので駅はここからでもすぐに分かる場所にある。幹線となっている県道から奥まった場所にある駅が見える。ただし駅に近いためか、大川平駅にあったような待合所の建物はない

県道の突き当たりに駅舎が見えてきた

大きく高く成長した雑草に覆われた駅に来て、まず最初に目に入るのは、ホームなど駅の施設ではない

巨大な壁だ。ホームの逆側にそびえている
その背後に高架が見えるが、これは北海道新幹線。津軽線はここ大平駅の蟹田方面にある中小国信号場で海峡線と分岐し、その海峡線は大平駅の手前あたりで北海道新幹線に合流する。それらはJR北海道の施設となっていて、当然だが電化されている
中小国駅は昨年の同時期に訪問した。当駅も駅は残っているが、津軽線の列車は来ない廃駅対象の駅だが、JR北海道の海峡線の始発駅となっているため列車はやって来る。列車といっても企画列車でない限り貨物列車で、通過していくのみ。始発というのはあくまでも帳簿上のことだが、中小国駅は廃駅となっても線路、列車ともにこの後も残る。線路がなくなるのは中小国信号場から三厩の部分である
つまりこの近辺き中小国信号場と大平駅の間で海峡線が津軽線を離れて北海道新幹線に合流する場面と、残された津軽線が単独で三厩を目指す場面が行われる鉄道の三叉路なのだ。2022年8月の大雨による運休で津軽線の列車が来なくなったことにより三叉路のシーンは見られなくなり、そして来春、三叉路は正式になくなる
北海道新幹線の開業前、青森方面から津軽線に乗車すると青函トンネルとつながる電化区間は特急がバンバン走り、蟹田にも停車していた。蟹田から三厩を目指すと、急に我に返ったように非電化単線のローカル線をトコトコ走り始める落差感がいっぺんに好きになった。その感触は一部すらももう味わうことはできない
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