※訪問は2026年3月11日(ダイヤは3月14日の変更前のものです)
写真通りの駅舎

福島高松の外に出てみる
福浜高松駅といえば、私のイメージは小さな駅舎と駅前のヤシ(シュロ)の木である。この角度からの写真を撮るために来たといっても過言ではない。これまで数え切れないぐらい見てきた写真と同じ光景に感動。ただし季節的なものなのか、木に元気がないのが残念。さらに言うと木のふもとがゴミ収集ステーションだとは知らなかった
小さな駅舎に瓦屋根

あらためて近くで写真を撮ってみる。うーん、確かにこれだけよりシュロの木を入れ込んで南国情緒を出した方が写真としてはるかに優れている
駅舎はコンクリートの壁のようになっているが、基本的に構造は木造だった気もする。瓦屋根が乗っかっている。おそらくこの形式は、かつてもっと大きい駅舎だったものを縮小したものだろう

駅舎の中はベンチといろいろなものが塞がれたようなベニヤ。この姿になってからかなり時間が経つと思われる。大隅夏井駅と同じく近年の1日の利用者数は公表されていないが、限りなくゼロに近い1ケタだと推察される
ダイヤには勝てないお別れ
そんな福島高松駅。せっかく来たのだから、次にいつ来られるか分からない念願の駅をもう少し味わってみたいが、なかなかそうはいかない。日南線のダイヤに対峙しなければならないからだ

これが当時の時刻表で、今はさらに少なくなっている。7時45分の宮崎行きで下車した。8時22分という今の時間からなら手頃な志布志行きがあり、これに乗れば志布志で少し待機して当駅を9時47分に通過(停車)していく宮崎行きで、未訪問の福島今町以北の6駅に向かうことができるが、それだとたちまち手詰まりになってしまうのだ。この後の南宮崎方面列車は、9時47分の後は4時間後、さらにその後が3時間後である。そこから先はいくら西国でも日没となる
わずか6駅されど6駅。1日8往復の壁は高い(現在はさらに難易度が増している)
ということで、毎度おなじみの
徒歩である。それでも国道沿いの一本道で、それほど激しい坂はないようだ。ほとんど線路沿いを歩ける「歩いてください」パターンだ。以前にも書いたが、駅間徒歩の、ずっと線路が見えている安心感はハンパない。気候も油津の駅で4度ほどで、7時の大隅夏井駅も寒かったが、8時を前に気温も急上昇。歩いているうちに汗ばんできそうだ
さぁ砂利道から出発

ということで国道に向かうが、駅前からの道路はダート道である。道幅も広いとはいえず、対向車が来るとマズい感じだ(もっともここで車のすれ違いが1日何件あるかは知らない)

振り返るとこんな感じで、この先に鉄オタ垂涎の駅があるなんて携帯アプリが想像もできないだろう

国道に出ると「ここを入れば高松駅」の案内。ここでの扱いは単に「高松」。ただし標識を見て「ちょうど良いところに駅があった」とハンドルを切る人は鉄オタぐらいだろう。そこには「高松駅前」のバス停もある。地元のコミュニティバスの時刻表だ。当然だが、これは四国の光景ではない

時刻表を見る。このバスに乗れば福島今町駅を経由して串間駅まで行ける。しかも現在は8時前。その気になれば7時54分のバスは絶妙な接続だったのだが、これは事前に調査済みである。火曜日運行となっているが、本日は3月11日の水曜日。1日間に合わなかったが、飛行機を確保したのは1月の話で、しかも駅訪問の日程でバスの時間を調べるのは最後の手段なので無理なものだった。ただ、この「週に1回の火曜日運行」がこの後に思わぬ落とし穴を生むことになる

落とし穴は次回以降の記事に譲るとして、この時は黙々と国道を歩いていた。両側に歩道があって徒歩環境は良い。時間は朝の8時すぎ。これは全国共通の地方主要道路あるあるで「車はビュンビュン走るが立派な歩道を歩く人は全くいない」「歩道で出会うのはジョギングかワンちゃんの散歩」をこの日も堪能した

ちゃんと読みが入った蜜柑山踏切を横目にすると間もなく目的地

住宅地に入ったと思ったらゴールを示す標識にたどり着いた
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