松浦鉄道その4(最西端の駅へ)

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伊万里からトコトコ揺られて約1時間

たびら平戸口に到着。伊万里を出た時はかなりの混雑ぶりでしたが、停車する駅で高校生がどんどん降りていき、もう余裕で座れる状態になっていました。すでに長崎県に入っています。伊万里は佐賀県なので、高校生は基本的に佐賀県内で降りていく。全国で見られる光景

こちらの駅については、今さら何も言うことはありません。駅名標に記されたように「日本最西端の駅」として長らく知られてきました

構内とその付近は「最西端」で埋め尽くされています

個人的には古いラッチ(改札)が好きです

これもまた有名な話ですが、現在は最西端の駅ではありません。約20年前に沖縄都市モノレールができたことで、その座を譲りました

しかし「普通鉄道による最西端」ということで、今も最西端を名乗っています。駅名標で分かるように愛称もそうなっています。まぁ私は、こういうことはあまり気にしないのですが

駅は昭和初期に「平戸口」として誕生しました。もちろん国鉄の駅として。長らく国鉄としても最西端の駅でしたが、三セク移管により「JR最西端」は佐世保となりました

こちらは明らかに国鉄時代からのもののようです

駅名は平戸島に基づくもの

線路もグルリと大回りするように弧を描いています。しかし駅はあくまでも平戸島への口であって、駅がある場所は田平町でした。そんな事情もあって三セク移管後、現駅名となりました。ただその後の市町村合併により、今はともに平戸市です

有名観光地への拠点だけに駅舎は立派

残念ながら駅舎内にある鉄道博物館は営業時間外でした

最も陽が長い6月中旬の最西端とあって、まだまだ明るい

駅はいかにも国鉄の2面3線。運行上も重要な駅です。ホームでは列車待ちの高校生3人がずっとニャンコと戯れていました

雑草混じりの3本のレールがひとつになる光景。好きです

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