宿も取らずに青春18きっぷで高山本線に突っ込んでみる~美しい国鉄文字駅名標

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飛騨古川の駅舎

9月8日11時45分

最北の有人駅

バスで飛騨古川駅に到着しました

旧古川町、現飛騨市の中心駅。特急ひだはすべて停車。当駅止まりのひだも設定されています

観光地としても有名で駅からすぐの場所に古い街並みである城壁土蔵街があり、人気スポットです

駅は映画「君の名は」でも有名になり

同じ角度で撮ってみました。雪がないので何のことやら、という感じになってしまいましたが

もちろん有人駅です

JR東海は「みどりの窓口」という表記を使いません。「全線きっぷうりば」と言います。国鉄民営化の際は、みどりの窓口でしたが徐々に全線きっぷうりばとなり、緑色ではなく白地に黒文字が特徴ですが、こんな感じで緑色だけ残っています。貴重な存在

高山本線は当駅を最後に北側は延々と無人駅が続きます。JR西日本との境界駅である猪谷も無人駅なので越中八尾まで57キロも無人駅です。つまりJR東海側では最後の有人駅

国鉄伝統の2面3線。キロポストで分かる通り、岐阜から151・3キロ

距離にすると京都から姫路も越えて青春18きっぷの主役である相生まで行ってしまうので、なかなかの距離です。ただそちらの場合は新快速を姫路で乗り換えて約2時間。単線非電化の高山本線と比べることに意味があるかどうか分かりませんが、特急ひだより早かったりします

駅名標はピカピカ

以前の記事でも伝えましたが、飛騨市の「騨」は旧字体が正式。ただこの文字は環境依存文字といってネット上では文字化けの可能性があるため、本記事では「騨」を使用しています。もちろん駅名標は正式なものが採用されています

さて当駅に限らず、JR東海の駅名標は総じてピカピカです。すべての駅を知っているわけではありませんが、くたびれてボロボロになっているものは、あまり記憶にない。停車本数の少ない駅でも定期的にメンテナンスが施されているようです

旧国鉄の書体はJR東海に引き継がれています。私などは、どこか懐かしい感じがするのは、そのためかも

一文字で知られる、こちらの駅名標も、書体が演出をアシストしている気がします。また所在地の自治体名がしっかり書かれているのもいいですね。昔はすべて入っていました。私の認識では九州、四国は入っていますが、西日本、東日本、北海道では姿を消しています。自治体の合併で更新が手間なのかもしれませんが、中心駅と自治体の名前が異なったり、難読な郡や自治体名があったりするのも楽しみのひとつです

お昼の時間に規模の大きな街に来られて良かった。朝食は牛丼店で6時前と早く、かなりお腹もすいてきました。それほど時間があったわけではないのですが喫茶店に入り「早いのをお願いします」とカレーとアイスコーヒーをいただきました

12時22分の猪谷行きに乗車予定。これを逃すと次は16時20分と4時間後(笑)。さすがに乗り遅れるわけにはいきません

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