宿もとらずに鈍行に揺られ飽きたら終わりの北海道&東日本パス旅~その17(夏泊半島って?)

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小湊駅の駅名標

※訪問は2024年7月5日

浅虫温泉駅で絶句

6時13分の青森発電車で再び八戸を目指す。きっぷは青森から先のJR区間もいくらでも行ける(もちろん普通のみ)ことになっていて、先へ先へと向かうことが、旅らしいが、今回は三セクも乗り放題というきっぷの特性を生かす旅となっているので、このまま岩手県へと折り返す

貨物駅でもある雄大な東青森駅や

筒井駅で降りたりしながら

浅虫温泉で下車。ただ工事をしているようで、何やらイヤな予感

国鉄時代から優等列車も多く停車していた温泉最寄りの駅。国鉄末期に浅虫駅から現駅名に改称された。三セク移管後も有人駅。こう見ると駅舎内に変化はないようだが、外に出ると

「お~い!」

これは参った。西岩国駅に2度行ったら、2度とも工事中だったことを思い出す(この記事を書いている時点では工事は終わっているもよう)。これは正直参った

ただ降りてしまったものはしょうがない。ここではある程度時間を設けていた

駅前の足湯に腰掛け(このころの青森は朝はそれほど暑くはなかった)

青森駅近くのコンビニで買ったおにぎりで朝食である。この後、昼食にありつけない可能性もあったので、ひとつは残すことにした

「小湊駅」はこちらが元祖

さらに先に進んで小湊駅で下車。駅舎は昭和30~40年代の国鉄型コンクリートだが、開業は1891年(明治24)と古い。小湊といえば、千葉県の房総半島を走る小湊鉄道を思い浮かべる方が多いだろう。その小湊鉄道が目指したのが外房線の安房小湊駅で結局は未成線に終わって会社名だけが残ったのは有名な話である

ただし安房小湊駅の開業は1928年(昭和3)と青森県の小湊駅よりずっと後。「安房」と国名が入ることになった

平内町(ひらないまち)の中心駅で、かつては優等列車の停車もあった。現在も有人駅。ストーブが「常設」状態となっている

相当悩んだ

そして平内町といえば

夏泊(なつどまり)半島である。青森県で半島といえば津軽半島と下北半島だが、もうひとつの半島といえば陸奥湾を東西に分ける夏泊半島

地図を見ると、陸奥湾の中に飛び出た格好となっていて気になる存在だが、巨大な津軽半島や下北半島と比べると知らない人も多いかもしれず、私も訪れたことはない。ただ今回の旅を決めた時から何とか行けないものかと下調べはそれなりにした

夏泊半島の最大のウリは北端のさらにその先にある大島で、半島とは橋でつながっていて徒歩で渡ることができる。小湊駅からはバスが1日に5・5往復あるが、それだと半島を楽しむというより、大島まで行って帰るだけになってしまう。レンタカーが必要なようで、残念ながら断念となった

かつての規模を物語るように構内は広い

雪国らしい案内板を眺めて離れることにするが、この後、分岐点が訪れることになる

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