※訪問は2025年6月24日

高校生とともに下車

気山駅から約40分

勢浜駅で下車。時刻は18時過ぎ。帰宅する高校生を中心に列車内は座りきれないほどにぎわっている。下車したのは私も含め数人。会社員らしき姿もある

ここが小浜線最後の訪問駅となった

単式ホームと待合所

勢浜駅の開業は1961年(昭和36)。SLからディーゼル車への転換で、この年は新駅ラッシュとなり、7月に勢浜駅と三松駅が、8月に東美浜駅、気山駅、藤井駅がそれぞれ誕生。2カ月の間に5駅が新設された。全長84キロの路線で、これはなかなかないことだ。そしてこれらの駅に共通するのは駅舎のない簡素な構造だということ(三松駅は平成になって駅舎ができた)。ここ勢浜駅も当然のように単式ホーム+待合所の構造である

駅の場所はかつて加斗村だったところ。「かつて」としたのは、加斗村は1955年に小浜市に編入されているからだ

線路は築堤上を走る。かつては駅を挟んで東勢村と西勢村があり、今も集落は残るが、駅は両者を気遣うようにその中間に設置されていて駅そのものの周辺にはほとんど何もない。利用者数は最下位になったりならなかったり、だ。2023年度は1日あたりの利用者数は46人

暗くなると寂しそうな道路が駅から集落の方向へ伸びている

小浜駅から1駅東舞鶴寄りにあり、敦賀からやって来た列車は、小浜を出ると車窓に久しぶりにを見ることになるが、またすぐに海から離れて勢浜へと到着する。ただし海は歩いてもすぐの場所にあり、駅名の由来になったであろう勢浜海岸へと行ける。かつては海水浴場としてにぎわっていたという

絶妙な眺望

ただそれだけに

それでも高台にある駅からの景色は素晴らしい。小浜湾が入り組んでいるため角度によっては地形上、向こう側にも山があって、まるで湖かのように思えてしまう

そして駅の近くにはお地蔵さま

「歯痛地蔵」とある。歯の痛みを代わりに引き受けてくれるありがたいお地蔵さまで、各地でたまに見かけるが、いつからここにあるものかは分からなかった

待合所の装飾品は小浜市が米大統領にあやかって町おこしをした時のものだろうか

そうこうしているうちに敦賀行きの列車がやって来た

時間は18時44分。写真では明るく見えるかもしれないが、もうかなり暗い。それでもこの季節ならではの日の長さで全駅訪問を終えることができた

このまま敦賀まで乗り通し

20時過ぎのサンダーバードに乗車

今回は18きっぷではなく、小浜線限定のフリーパスだったので敦賀から大阪までの乗車券が必要となるため、サンダーバードで帰る。というか、この時間からだとギリギリ特急を使わずに神戸の自宅まで帰ることができるが、すでに敦賀からの直通列車はなく、途中からは終電と終電の乗り継ぎになる。さすがにちょっとギャンブルだな、と1750円は出し惜しみせず

全駅訪問で無事に終了したかのようにも思える小浜線の各駅訪問。しかし実を言うと、まだ先があるのだ。どうしてもやっておきたいことがあって炎天下の8月に若狭まで足を運ぶことになる

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