上岡駅の駅名標

2023年6月30日15時40分

こんなに名前が続くとは

日豊本線の佐伯駅に来ました。前回ここに来たのは5月8日ですから、まだ2カ月も経っていません。前回は

翌日の宗太郎駅訪問の際、寄り道しています。この時は他の日程もあって、宗太郎駅のことで頭がいっぱいだったのですが、現地に到着してから気付いたことがあります

ここ宗太郎に向かう道中は佐伯を出発すると

経由地を表示するため、自動車訪問で表記させていただきましたが(線路は、ほぼ国道10号と並行しています)

佐伯→上岡→直見→直川→重岡→宗太郎

と宮崎県の県境にかけて大分県内の駅名はすべて人の名前にありそうなものばかり。「佐伯」「上岡」「直川」「重岡」は名字で「宗太郎」は名前。「直見」はどちらにもありそう。私の知っている人にも該当者が2人います。おそらく皆さんの周囲にも該当する方がいるのではないでしょうか

これはぜひ訪れてみたい駅です。重岡駅と宗太郎駅を合わせると「重岡宗太郎」になる、という話題に触れたことがありますが、これだとどんな組み合わせも可能です

ダイヤに絶句

ただ訪問にあたって問題となるのはダイヤです。まず上岡駅の時刻表が

こちら。随分とお休みの時間が長い。そして重岡駅となると、さらにその上を行きます

なんと延岡行きは1日1本の早朝のみ。佐伯方面へは1日3本。延岡行きについては、お隣の宗太郎と同じで佐伯行きは宗太郎駅にプラス1本。これはどういうことかというと、夕方以降に佐伯から重岡止まりの列車が2本運行されていて、うち1本は重岡で折り返しの佐伯方面大分行きとなり、もう1本は客扱いをしないで回送列車になるということ

恥ずかしながら「人名シリーズ」についてもダイヤについても宗太郎を訪問するまで全く知りませんでした。というのも、この区間は特急がバンバン走る日豊本線で電化もされています。閑散区間=非電化単線のイメージがあって「1日○本」で有名な路線は各地にありますが、その意味では死角になっているようで、おそらくそこまで有名ではありません(私の知識が足りないだけかもしれませんが)

日の出と日の入り

これは、そのうちにぜひチャレンジしなければならないな、と思っていたのですが、チャンスはすぐに来ました。出発の1カ月前となる5月の終わりに航空会社のタイムセールで大阪~長崎の格安チケットが入手できたのです。この時点では、まだ乗っていない西九州新幹線乗車と新幹線の各駅訪問を中心に長崎、佐賀、熊本、福岡の各地を訪ねようと思っていたのですが、出発の1週間前になって急きょ予定を変更しました

というのも時刻表を改めて見直していただければ分かるのですが、訪問時期がずれると明るい時間帯の各駅訪問が不可能になってしまうのです。これは宗太郎駅にも言えることで、せっかく日の長い6月に行くのですから、九州にはそうそう行けるものではないことを考えると、ここしかないだろう。調べると訪問予定日の日没予定時間は、さすが西国で19時30分と全く問題ありません。佐伯に宿を確保。道程の研究に入りました

すべての駅で乗降するのは、ほぼ不可能なのでバス路線や徒歩を検討。この区間の各駅は駅間距離が長く、特に重岡~直川は10キロ以上も離れています。さすがにこの区間の徒歩は無理。しかし本数は少ないながらも路線バスはあるようです

ということで当日の15時40分に佐伯駅前のバス停に向かいました

「直川振興局・宇目」方面への1日3本のコミュニティバスが命綱。うち2本は重岡駅まで行き、もう1本は直川止まり。既に重岡行きはありません。15時48分のバスに乗車します

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