2023年5月26日11時
痛恨の時刻表の勘違いで行程練り直し
この日は11時5分に特急「ライラック」で札幌から深川に到着。駅名標で2つの行き先がありますが、向かおうとしているのは「きたいちやん」方面。ただこの時間に到着してしまったことが痛恨で、本来は2時間前に着いているはずでした。前夜は室蘭に宿泊したのですが、5時25分だった始発を6時25分と勘違い。4時過ぎには起きていた(この季節の北海道の夜明けは早くて慣れていないと起きてしまう)にもかかわらず、間に合わなかったのは実に痛恨
事前の計画では深川発9時13分に乗れば、バスや徒歩を利用して14時には全行程を終えるはずでしたが、9時13分の次は12時36分。そうなるとバスの時間帯も悪く、もうどうしようもありません
ということで深川でラーメンと天津飯のセットを食べながら作戦の練り直しです
留萌本線の現状
今年3月いっぱいで石狩沼田~留萌間の約36キロが廃線となった留萌本線
現在は深川~石狩沼田の14・4キロが残るのみ。この距離は全国にあるJRの本線では最短。深川を除くと4駅しかありません。現行区間も3年後の廃線が決まっていて、2016年12月に留萌~増毛の約17キロが廃線となったことから段階的に短縮されてきた路線は、あと3年で姿を消します
留萌本線に乗車するのは2012年の6月以来、11年ぶり。留萌駅の廃止までには来たかったのですが、なかなか簡単に行ける場所ではないので、石狩沼田まで短縮されてからになってしまいました
そんな中、ようやくやって来られたのに時刻表の勘違いは痛い。その代わりと言っては何ですが「全駅を乗車または下車」から「全駅乗降」に変更。ダイヤ的に長い長い待ち時間が生じますが、夕方までかけて全駅乗降を行うこととします
1日1本の列車で石狩沼田へ
深川駅のホーム。向こうに見えているのは、留萌本線の専用ホーム。単行中心なので屋根の部分が短い
写真を撮っている側のホームは4番線で留萌本線用は6番線。5番線はホームのない中線に割り当てられています。4番線は旭川方面への普通が主に使用しますが、列車の進行方向が逆の留萌本線も使用
跨線橋から次の留萌本線の発車番線が分かるようになっています
もっとも私が乗車する列車は旭川始発の石狩沼田行き。留萌本線は1日7往復ですが、うち1本は函館本線に乗り入れる旭川始終発の運行で、その1本が深川発12時36分のものでした
旭川方面からのお客さんの多くは深川で降りていきましたが、それでも十数人のお客さんが乗車。途中駅でポツポツと降りていき
数人のお客さんとともに終着駅の石狩沼田で降ります。到着は12時51分。わずか15分で「完乗」となりました
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