6月18日11時40分
港の雰囲気が懐かしかった
島原港にやって来ました。島原港駅からは坂道を降りる形で徒歩5分ぐらい。見えています
ターミナルの中。いい雰囲気です。熊本行きの船が出ているので、ここは長崎県の島原ですが熊本の観光協会が入っているのですね。妙に納得しました。島原港に来るのは昭和以来(笑)。もう会社員になっていて仕事で訪れ、慌ただしく三角行きの船に乗りました。その三角行き航路はありません。当時、かなりのお客さんで、過去の宇高連絡線(宇野~高松)でのダッシュ(港に着くと列車の座席確保のため全力で走る)を思い出すほどギリギリ座れたという記憶があるのですが、その後、熊本港行きの航路が開設されると、お客さんがそちらに流れて10年以上前に廃止になったそうです。確かに地図で見ると三角経由はかなり遠回りですね
「そうか、熊本まで行けるのか」などと思っているうちに無性に船に乗りたくなってしまいました。本日は旅の最終日で、まだ乗ったことのない甘木鉄道に乗車した後、博多に向かい新幹線で帰る予定
当初の予定では島原鉄道を折り返し、いくつかの駅を巡って諫早に戻って鳥栖から鹿児島本線に乗る予定でした。これだとお金は要りません(厳密に言うとタダではありませんが、旅名人の九州満喫きっぷを持っています)
ここは「乗っちゃえ」
しかし熊本行きというのには当然、乗ったことがありません。かなり迷ったのですが、ここは熊本から大牟田経由で行ってみる? となって気付いたら乗船券を買っていました
一応、大牟田行き(こちらは以前からあります)も考慮したのですが、6月は運休中とのこと(桟橋の工事をしていたようです)。熊本港行きは2つの会社があり、ひとつは所要30分の高速フェリー、もうことつは60分のフェリー。もちろん高速フェリーの方が料金は高めです。時間には余裕があり、どちらでも良かったのですが先に出る高速フェリーに乗りました。1400円というのは熊本港から熊本駅までのバス代も含んだものですが、実はその後の8月に燃料費の高騰などによる値上げがあり、船代だけで1500円という料金となっているようです。同じ行程だと400円ほど高くなっています。乗っておいて良かったというべきなんでしょうか
心地よい景色と風に癒やされる
今回の唯一の後悔は
島原そうめんを食べそこなったこと
きっぷを買ったのは出発の10分前。乗ろうかどうか逡巡していた分、食べる時間がありませんでした。残念。しかも私のようなローカル線専門のような旅をするタイプは、荷物が増えるのでお土産も、なかなか買いにくいのです
なかなか快適な船内でした
景色も風も心地いい
到着してバスで熊本駅へ。バスの所要は約30分。船もバスも初めての光景ばかりで楽しかったです
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