私的に最後の「JR路線」に乗車する~60分かけての有意義な徒歩をしよう

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※訪問は2025年5月28日

PCを見て助かった

筑前岩屋駅から大行司駅までは4・3キロ

徒歩で50分と指南された。大行司から次のBRTが出るのは約70分後。この日は初夏の陽気で最高気温は28度。時間はお昼前で1時間歩くのにはちょっと暑いが、まぁギリギリなんとかなるレベルだ

ただ今回については前夜にホテルでPCをチェックしたおかげで大いに助かったのだ

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1度に情報が得られる

最初に考えたのは筑前岩屋→大行司なのか大行司→筑前岩屋なのか、どちらを先に行くかの選択。どちらも見どころは多そうだ。念のために登り下りをチェックすると「ほぼ平坦」と出てきたので、スルーしようとしたが、その下にある高低差に目が行ってあらためて見直すと、高低差114メートルの表示。これって平坦とは言えないのでは、と大行司→筑前岩屋のルートを検索すると

同じコースなのに10分以上長くかかるではないか。これは明らかに上り坂ということだろう。平坦の概念、基準がどうなっているのかは分からないが、危ないところだった。そして今回は道程チェックをスマホでなくPCでやって良かった。PCの場合は大きい画面で複数の情報が1度に見られるのが利点である

いきなり農道行きを命じられる

筑前岩屋駅から県道52号に出て歩き始める。前記事で紹介した通り、越前岩屋から彦山にかけてはクネクネの悪路だが、越前岩屋から大行司にかけては良い道路だ。ただBRT化の際、東峰村内を鉄道路盤を生かした専用軌道にしなければ、おそらく越前岩屋駅付近は公共交通機関のない場所になっていただろう

ところが駅前の橋を渡って宝珠山川を渡って歩き始めるとすぐに工事中の案内。車は進んでいいが歩行者は不可という平素とは逆の指示で再び川の向こう岸へ向かうことを強制される。歩道不可といっても、これはいつもの地方道路あるあるで、歩く人なんてほとんどいないのに…とブツブツ言いながら歩き始めると

田んぼに張り出した農道を歩くことに。県道ははるか向こうになっていく。案内はなく、とてつもなく不安になったが、ちょうど田植えの季節だったようで、農地には作業中の方がチラホラ。「この道って、県道に行けるのですか?」と尋ねると「どうしたん?」。このような農道を見かけないよそものが歩くことなんて、まずないだろうから不思議がられたが、事情を話すと「道なりに行けば着くよ」と親切に教えてくれた。と同時に助かった

無事に県道へと復活してホッとひと安心

すると間もなく

お~っ、と声が出そうになった。日田彦山線の名所とされるめがね橋。これは車窓からは分からない光景。もちろん歩くと決めたからには、この景色もカウントしてあったが、実際に見ると大変な工事だったことがよく分かる。平素の駅間距離は、ただ目的だけのためにあることが大く、景色の有意義さを求めることがまずないので、歩いた甲斐があった。すっかり満足して写真を撮っていると、今度は話しかけられたのだ

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