※訪問は2025年9月23日
植田駅から800メートル

向ヶ丘駅で下車。ご覧のように1面1線の単式ホーム構造。隣駅の植田駅とは線路で800メートルで、線路とほぼ並行して道路があるので、歩いても同じような距離だろう
駅名を検索すると
どこかで聞いたことのある駅名だ。記事を書くにあたり「向ヶ丘駅」で検索すると、ズラズラと検索結果が出てくるが、上位に出てくるのはすべて小田急の向ヶ丘遊園駅だ。残念ながら「豊橋」という文字を加えないと、渥美線の駅に一発でたどり着けない
向ヶ丘遊園は川崎市にある小田急の主要駅のひとつで、小田急に乗ると連呼される駅名で耳にする機会が多く、「遊園」という言葉の響きが脳内にインプットされやすい上、向ヶ丘遊園止まりの列車も設定されているため、頻度も上がる。特に私は40年前の学生時代に代々木上原でアルバイトをしていたことがあり、いつも新宿駅から電車に乗っていたので刷り込みが強い。1日の利用者数が約6万人もあり、向ヶ丘という言葉が定着していることなどから、遊園地が閉園しても駅名はそのままという異色の存在となっている

それに対して当駅は、のどかな雰囲気が漂う。開業は1959年(昭和34)と戦後になってから。古くからの駅である大清水、植田の両駅間に設置された。設置理由は周辺の宅地開発によるものだという
1日の利用者数は568人で、川崎市の向ヶ丘駅の100分の1ほどだが、それなりの存在感を持っている。かつては駅舎があったそうだが、30年ほど前になくなり、ホームに待合所のみが残る
周辺は住宅地

小さな階段でホームに上がると待合所にICリーダーが設けられている
駅を降りると東西に池があるため、すぐには分からないが周辺は住宅地である

銀行の支店もあるため、それなりに町が形成されていることが分かる。そもそも「向ヶ丘」は「むかいがおか」「むこうがおか」と読みは分かれる(川崎市では両方がある)が、全国で見られる地名で、私は生活していたから知っているが、大阪府豊中市には「向丘」がある
ただし駅名となっているのは、向ヶ丘遊園と豊橋市の当駅のみ。その意味では貴重な駅名といえるかもしれない
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