宇都宮ライトレールの車体

※訪問は2024年6月16日

桐生から宇都宮へ大正から令和の移動

時系列的にはこちらの続きとなる

この日は桐生に宿泊。両毛線で小山を経由して宇都宮へ

本日はここから「宇都宮ライトレール(LRT)」に初乗車する。前日は大正元年開業という駅を回り、本日はライトレール。今さら説明する必要はないが、こちらは昨年8月の開業。110年以上の時空を越えての訪問となる

開業当初は大盛況のニュースが関西でも伝えられていたが、さすがにそろそろ落ち着いてきただろう、との予想の元での初乗車。まずは1日乗車券をとチケット売り場に行くと長蛇の列でビックリ。並んでいる人のすべてがすべて1日乗車券購入ではないようで、並んでいると人気飲食店のように職員の方が一人一人に用件を尋ねてくる。1日乗車券の旨を告げるとすぐ入手できた

3両すべてのドアからの乗降が可能

全国各地で、いろいろな鉄道会社の1日乗車券を購入してきたが、首からぶら下げる形のものは初めて。他の乗客からは一目瞭然となるため、恥ずかしがり屋の利用者もいるようで「乗車時と降車時にぶら下げてくれれば大丈夫ですから」と教えられる。もっとも私の場合は職業柄、現場では常にこういう取材証を首からぶら下げてウロウロしていたので恥ずかしさは全くない

そして宇都宮LRTは乗降時に3両編成のすべてのドアが開くことが特徴である

そしてIC乗車の場合はすべてのドアからの乗降が可能(現金の場合はホーム上の発券機で整理券を受け取り降車時は運転士のいる先頭車両の先頭扉で現金を支払う)。多客の時間帯も乗降がスムーズに行えるようになっている。ただ「ピッ」とやらない、紙製の1日乗車券はどうすればいいのだ?と思う間もなく職員の方が「首からぶら下げていただくと運転士側からのカメラでチェックできるようになっているので、すべてのドアから乗降できます」との説明があった

なお1日乗車券には餃子券付きの1300円や温泉コラボの2000円バージョンもあるが、私が購入したのは乗車券のみの1000円バージョン。詳細は宇都宮LRTのホームページで

日中と週末は12分間隔で1時間5本の運行がある。原則的には終点の「芳賀・高根沢工業団地」停留所までの運転。夜になると車庫のある「平石」停留所までの運行が増え、終電は平石行きとなる

例によって予備知識ほとんど入れずの訪問でスーッと動き始めると、まずは宇都宮の中心部。オーバークロスとなっている道路を併走する乗用車とともに、そのまま駆け上がり、そして降りる

日曜日のお昼前。立ち客も多いかなりのお客さんとともに出発したが、平石の手前である「宇都宮大学陽東キャンパス」停留所で、ファミリー客を中心に半分以上のお客さんが降りてしまった。日曜日なので大学は関係なく、こちらはショッピングセンター「ベルモール」の最寄りだった。サブ駅名はネーミングライツでベルモール前となっている

とりあえずはどこかの駅(停留所)で降りてみようということになって車庫のある平石で下車することとした

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