中央西線の駅をすべて訪問してみよう~すっかり覚えた早朝の時刻から複線最後の駅へ

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※訪問は2024年8月7日

急きょ予定変更で18きっぷ購入

今年の夏はあまりの暑さから当初は青春18きっぷを買わない予定だった。7月14日に四国から戻って、この後は8月後半の北海道まで自宅周辺からあまり動かないことにしていたが、9月上旬に予定ができたため、だったら8月上旬にすでに入っている名古屋への用件を含め、18きっぷのお世話になろうということで急きょ購入

8月6日は名古屋泊。午後からの用件だったので新幹線は利用せず、東海道本線をひたすら名古屋へと向かい用事を済ませ翌朝

朝の名古屋駅。言うまでもないが早朝からムシムシ

乗車電は6時13分発の中津川行き普通。過去にも複数の利用があるのですっかり覚えてしまった。中央本線は5時台にも2本の名古屋発があるが中津川以北に行こうとすると、結局この電車と同じになる。車庫のある神領駅からもう1本早い電車があるので現実的に宿をとるなら多治見に宿泊すればもう1本早い電車に乗車できるが(中津川に宿泊すれば、さらにもう1本早く乗れる)、昨夜は遅くなったので多治見まで向かう気力がなかった

元は信号場の駅

中津川では5分の乗り継ぎで松本行きに乗車。過去にも触れたが中央西線の普通(快速)は現在、中津川で必ず分断されている。それにしても名前は本線とはいえ、ローカル色豊かな山間部を名古屋から松本までの約190キロを1本乗り継ぐだけでゴールできるのは凄いことだと思う。もともと在来線の少ないJR東海だが、紀勢本線といい、飯田線といい、このような根性あふれる長距離の普通がお好きである

今回の最重要テーマは言うまでもなく「青空フリーパスでは行けない中央西線の3駅を巡ること」。木曽平沢~塩尻にある洗馬、日出塩、贄川の3駅。なんだか難しい駅名ばかり(笑)。18きっぷの最大のストロングポイントは会社の壁を越えて自由に乗降できることだと思うが、同じ会社内の路線でも、このように18きっぷ頼りになることがあるので、やはり貴重なきっぷだ

まずは南木曽のひとつ北にある十二兼駅で下車。正確に言うと下車というより4分間の運転停車を利用したものだが、いかんせんダイヤが薄い区間なので許してもらいたい。中央西線の駅はすべて列車交換可能な構造となっているが、当駅は中でも重要な意味を持つ。名古屋からの複線区間が一度ここで終わるからだ。当駅から倉本までが単線となり、その後は複線と単線を細かく繰り返すが、単線区間としては当駅~hoまずは南木曽のひとつ北にある十二兼駅で下車。正確に言うと下車というより4分間の運転停車を利用したものだが、いかんせんダイヤが薄い区間なので許してもらいたい。中央西線の駅はすべて列車交換可能な構造となっているが、当駅は中でも重要な意味を持つ。名古屋からの複線区間が一度ここで終わるからだ。当駅から倉本までが単線となり、その後は複線と単線を細かく繰り返すが、単線区間としては当駅~倉本の区間数が最も多い

高台の盛土に設置されている。開業は1948年(昭和23)と戦後だが、歴史は1929年から。信号場としてのスタートで後に駅に昇格した

階段を昇ったところに待合室そしてホームがある

信号場としてスタートしたことで想像できるように周囲は木曽川そして渓谷である

ちなみに写真にある通り、お隣の野尻駅までは4キロ足らず。上りか下りかは不明だが、この炎天下。今回は駅間徒歩という選択肢は全くない

場所が場所だけに2022年度の1日の利用者は22人とJR東海区間の中央本線では37駅(金山、塩尻をのぞく)中下から二番目

ちなみに十二兼という地名は渓谷の特徴を示す「セ(狭い)」「ニ(土地)」「カ(川、崖)」「ネ(尾根)」の「セニカネ」がなまったものだとか

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