大貫駅の駅名板

※訪問は2022年12月16日

安房勝山から24キロ

安房勝山から再乗車。6駅木更津訪問へ戻り大貫駅に到着

房総半島をグルリ回る形となっている内房線は、とにかく駅も多く、木更津以南だけでも21駅もある。1時間に1本のダイヤで効率良く回るのは、結構大変。個人として日没後の駅巡りはしないことにしているので、1年で最も日照時間の少ないこの時期はどこに行っても時刻表とにらめっこ。6駅、24キロも戻って到着した

大貫駅は富津(ふっつ)市の駅。富津市内には内房線の駅が6つもある

東京湾を挟んで向かいの横須賀まですぐで知られる富津岬。もちろん私も知っていたが、読みについては勝手に「とみつ」と読み違えをしていた。正しい読みを理解したのは、昨年放送された「ブラタモリ」なので、長年の勘違いもいいところだ

ただ言い訳になるが、これは「ふっつ」という駅がないことにもよる。岬がこれだけ突出した形をしているので、線路は当然、岬から離れた場所を通る。内房線が木更津から当駅を含む浜金谷まで延伸されたのは1915年(大正4)のこと。岬のある富津の地名は駅名にならなかったのだろう

開業時からの駅舎が現役

大貫駅は1955年まで存在した大貫町に基づく。大貫町は明治期に大貫村からスタート。駅が開業した時は大貫町。佐貫町と1955年に合併して大佐和町となり、1971年に富津町などと合併。富津市が誕生した

駅舎は当時からのもの

みどりの窓口はかなり前になくなっているが、駅員さんのいる駅ではある

旧大貫町の駅ではあるが、富津市の市役所最寄りとなっている

なお地図では徒歩30分となっているが、富津市役所ホームページによると、徒歩20分である。大貫町の市街地は市役所とは逆の海の方向に広がっていた大貫海水浴場がある

駅前には「大貫音頭」の歌碑がある

ホームは島式の1面2線で跨線橋から入る形。定期運行はないが、当駅で折り返し可能な構造で原則的に上りと下りはホームごとに決まっているが、通過列車の待避のため出発ホームを変えることもできるようになっている

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村 鉄道ブログ 駅・駅舎へ

↑2つクリックしていただけると励みになります