
※訪問は2025年5月28日
日田駅の「I」

日田彦山線BRTの完乗を果たした翌朝、私は日田駅へ(写真は前日のもの)
日田駅は初めてで、パッと見た瞬間「1文字足りない。誰だタチの悪いいたずらをしたのは?」と思ってしまった。そう思う人は多いのではないか
ただ、あまりにも堂々としているので調べてみると、写真を撮る際、ここに立ってもらい「あなたの愛(I)でHITAを完成させてもらいたい」という願いが込められているそうで大いに納得

日田市は「進撃の巨人」で知られる諫山創さんの出身地で駅周辺は進撃の巨人で大いに盛り上がっている

「日田は楽しめ!」そうですね。楽しんでいます。ただ私の楽しみ方は圧倒的少数だけど…
悔いなき旅を!
ここで言われた「悔いなき旅を!」が夜にホテルで過ごしながら、とても気になった。今回の旅は3日間で大分空港に到着後に杵築駅で旅名人きっぷをゲットして日豊本線の未訪問駅を回収しながら行橋まで行き、平成筑豊鉄道田川線に少し乗った後、行橋まで戻って当地泊。翌日はあらためて田川線の駅を回収しつつ添田に向かい、日田彦山線BRTに乗車するとのものだった。日田で宿泊して最終日は博多からの新幹線を予約しているので旅名人きっぷの特性を生かして、かなり残っている西鉄の未乗区間に乗ろうという計画だった
彦山駅、宝珠山駅と、ここだけは行くと決めていた駅は訪問することができた。つまり予定はすべて完了したわけだが、前日に宝珠山駅から大鶴駅まで歩いたことで気が変わった
線路はなくなりBRTの停留所からも離れたところで存在し続ける大鶴駅には心打たれるものがあった。と同時にBRTの車窓からの高い橋の上を走る景色を思い起こすと専用軌道にある大行司、越前岩屋の2駅を回収せずして日田彦山線BRTでの訪問に悔いを残すに違いない、という疑問も出てきた。ただしBRTの本数と両駅の距離を考えると、やや逡巡があるのも事実
ふだんはあまり行わない駅情報をホテルの一室で始め、出た結論は「やはりこの2駅は絶対に行こう」というものだった
そして翌朝、私が立っていたのはアイキャッチ写真にもある日田駅前のBRT乗り場

8時15分のBRTに乗車する。随分とゆっくりだな、と思われるかもしれないが、始発が5時55分で次がこの時間というダイヤ。さすがに2時間以上の空白は空きすぎだ。ということでこの時間。乗客はというと私ともう一人、米国人と思われる方。ただインバウンズの方にありがちな巨大な荷物は持っておらず軽装だ。ホテルに荷物は置いてきたのか、それとも地元で暮らしている方なのかは分からない。そして揺られること約30分

今山駅に到着した


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