※訪問は2023年6月29日
鳥栖の隣駅として新たに開業
リレーかもめで新鳥栖に到着
列車によってばらつきはあるが、武雄温泉からは約30分。途中、江北(旧肥前山口)と佐賀に停車する(江北は通過列車もあり)。西九州新幹線で長崎から博多に向かう人は、そのまま在来線を通るリレーかもめに乗車する。一度下車して再び九州新幹線に乗車する人は、私のようなオタクかマニア以外、ほぼいない。当駅からリレーかもめで30分もかからない。新幹線の新鳥栖~博多は13分だが、乗り換えの手間などを考慮すると、ほとんど変わらないからだ
ただし熊本や鹿児島中央方面へと向かう場合は再び乗り換えとなる
私もその口なのだが、乗り換えの人を見ていると、その方面へと向かうようだ
在来線と新幹線の入口は別で、ともに有人。佐世保方面からの在来線特急もすべて停車するので駅員さんがいるのも当然。すべての特急は鳥栖、新鳥栖と連続停車する
鳥栖とは約3キロ
在来線は地上駅、新幹線駅は高架駅で両者の改札は中央コンコースをはさんで一直線と分かりやすい構造。2011年3月12日、九州新幹線の博多~新八代が開業した日に在来線の駅も同時開業した
駅舎は大きい。駅名通り、鳥の翼をかたどったような構造。周囲はまだ開発途中といった状況で、これといったものはないが、駐車場が大きく、パーク&ライドの利用者も多い
お隣の鳥栖までは2・9キロとそれなりに距離がある
鹿児島本線と寄り添うように熊本方面からやってきた九州新幹線は鳥栖の南側で、やや西に進路をとる。つまり長崎本線方面。その交差する場所に設置されたのが新鳥栖。だから在来線としては長崎本線の駅となる。線路距離は2・9キロと「新○○」駅としては、それなりに離れている
鳥栖駅の役割を引き継ぐ
こちらは1年前の2022年6月に訪れた鳥栖駅。鹿児島本線と長崎本線が分岐する交通の要衝として長く重要駅となっている。駅舎もそれを感じさせるもの。新鳥栖駅とは見た目が好対照すぎる。もちろん町も鳥栖駅周辺に広がるが、要衝としての役割は、西九州新幹線の開業もあって、少しずつ新鳥栖駅にバトンが渡されつつあるようだ
ホームは2面4線。将来的に西九州新幹線が当駅で接続した場合のことが考慮されている。そうなれば優等列車の接続は新鳥栖に完全にシフトされるのだろう
鳥栖駅の名物ともいえる立ち食いうどんも、すでに新鳥栖駅でも営業されている
ただし鹿児島本線上にある鳥栖駅は博多から普通でも50分と通勤圏内にあり、鳥栖始発着の列車も数多く運行されているため、通勤通学の役割としての鳥栖駅の価値は変わらない
新幹線駅構内には鳥栖出身の元広島カープ選手・監督の緒方孝市さんのユニホームとグッズが展示されている
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