駅舎の姿に呆然
10月3日、岩徳線の西岩国駅を訪問しました。そのときに戸惑ったことがあったので、もし行かれる方がいらっしゃれば、良い情報になるかもしれません
この日は朝から岩徳線の駅回りを行いながら、ここまでやって来ました。お昼の12時半
岩徳線及び錦川清流線(岩国からお隣の川西まで岩徳線に乗り入れ)は何度も乗っているのですが、西岩国は降りたことがなかった。写真では数え切れないほど見ています。レトロにして風格ある駅舎。元の岩国駅ですね
木製ラッチ(改札)からして雰囲気抜群。ただ奥を見て何か工事臭がして気になっていたのですが駅舎を抜けて振り返ると
何だこりゃ~。呆然というか言葉がないというか、立ちすくみましたね
実は時間は早いので、もう1度岩国方面への列車に乗り駅回りをしようと考えていたのですがメインイベントがこれでは
すっかりやる気がなくなりました
岩徳線回りについては改めてご報告しますが、朝に徳山を出たものの私の判断が悪い部分もあって、本数の少ないこの路線攻略が失敗気味だったこともあります
ということで
錦帯橋に初めて行ってみよう
と思いつきました。岩国には10回以上来ていると思いますが、1度も錦帯橋は見ていない。これはちょうど良い機会ではないか、と急な考え
西岩国の駅から比較的近いということは知っていました。ではグーグル先生に聞いてみましょう
…
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歩けないことはないですが
これはムリ!
この日は朝からそれなりに歩いている上、10月とは思えない暑さ(今思えば10月最後の暑さでした)でやる気の失せた私に20分以上の徒歩はムリです。調べてみると、お隣の川西駅からだと15分ほどだとか(それでも歩く気力があったかどうか分かりませんが)。ただご存知の通り、岩徳線というのはダイヤが極めて薄いのです。錦川清流線は雨の被害によって代行バスとなっていますが、こちらも本数が多いとはいえない
だったらバスはどうでしょう。必ずあるはずです。運が悪かったのは駅舎内のふれあい交流館が、この日はお休みだったらしく、聞く人がいなくて自力で調べるしかありません。分かったのは西岩国駅の前を通って錦帯橋に向かうバスの本数がおそろしく少ないこと。主なバスは国道2号を行くため、駅前には来ないのです
東錦見(「ひがしにしみ」と読みます。難読ですね)というバス停が近くにあって、そこからの本数は多いらしい。ですが、ちょっとトラップもある上、私はここからちょっとウロウロしてしまったので、その失敗談も交えて説明します
まず駅前(丸数字1)を出て国道2号方面に向かうと、丸数字2のところに東錦見のバス停があります。ただ少しややこしいですが、これは違う東錦見です。時刻表を見ると、本数はないに等しいほどでビックリすると思います。ただ間違う方も多いのか、バス停に「錦帯橋方面は国道2号線のバス停へ」と書いてくれています。ということで私はここで失敗。2号線沿いにあるのだろうと、錦見の信号を真っ直ぐ行ってしまったのです。地図を拡大していただくと分かりますが丸数字4のバス停が岩国駅方面の停留所で、それが見えたため、その向かいにあるのだろうと思い込んでしまったのです
正解は丸数字3です。信号を渡ってUターンするような形で2号線を行ってください。信号の所にトヨタがあるので、それに沿っていくと
奥にバス停が見えてきます。バス停から逆(進んできた)方向を見ると
こんな感じ
本数は結構あります。ズバリ錦帯橋行きもありますし、錦帯橋経由で新幹線の新岩国行きもあります。どうもこの停留所から出るバスはすべて錦帯橋を経由するようです。1時間に3本ほどあります
乗ると10分ほどで
素晴らしい錦帯橋に出会えますよ
ちなみに私はテレビや写真などでしか見たことがなく、橋と川だけを見て、かなりの山中にあるのだと思い込んでいました。全然違います。どちらかといえば町中でした(汗)
さて帰りというか岩国駅まではどうやって帰るのかということになりますが、これは全く心配ありません
来る時に降りたバス停の向かいに大きく岩国行きバス乗り場の表示があります
岩国駅に至るルートは複数あるのか、私はずいぶんと小さいバスだな、と乗り込むと坂道だらけの住宅街を回るコース。でも最後は岩国駅に着くので問題はありませんでした
ある意味、工事中の西岩国駅を見るのも数少ない機会(負け惜しみ)かもしれません。西岩国駅訪問からの錦帯橋は、バスで行くなら、お間違えのないようにしてくださいね
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