※訪問は2023年5月20日
国鉄時代は唯一のすれ違い駅
玉垣駅に到着
当駅はご覧の通り、伊勢鉄道では唯一、ホームが島式構造。河原田~中瀬古間は三セク転換(1987年)後からしばらく経った1993年に、元々用意されていた用地を生かして複線化されているが、島式ホームはここだけ。ただ国鉄伊勢線時代から同線で唯一の列車交換可能駅だった
左に見えるのは車庫であり、伊勢鉄道の本社でもある。ホームに立つと
ちょうど車両のお掃除中。JR、私鉄を問わず全国各地で見られそうで以外と間近では見られない光景。見ていて飽きない
車庫の方を見ると、このような感じだ
本社はあるが無人駅
駅の周辺はビッシリ住宅街。西側には住宅街に混じって野球場や陸上競技場がある。東側に目を転じて幹線国道である23号線に向かっていくと道中にイオンタウンがあり、国道はいわゆるロードサイド店が並ぶ。もちろん駅周辺にも店舗は多い
側線が見られるのも、伊勢鉄道ではここだけ。保全用車両が停まっていた。車庫があるため、当駅発の列車も設定されている。途中駅では唯一の存在である
ただ本社があり、車庫もある玉垣駅だが実は無人駅。最初の写真で分かる通り、駅ホームには外からダイレクトで跨線橋を渡って入る
跨線橋には、このような注意。ホームへの跨線橋は線路で分断されている東西を結ぶには貴重な通路にもなっているようにも映り、現実に自由通路のように利用している地元の方の利用も見られたが、注意の対象はホームのようにも読めて微妙な表現ではある
こちらは縦式の駅名標。その下に注意書き。始発設定があるため、まれにホームが異なることもあるようだが、島式ホームなので問題ないだろう。また始発や終着の設定がある当駅は、構造上、追い越しができる線内唯一の貴重な存在でもある。7時59分の四日市行きは快速「みえ」の通過待ちをするようだ
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