リベンジ岩徳線その5~考えさせられる現実

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2022年12月28日9時40分

大混雑の車内

徳山に到着。エスカレーターに久しぶりの対面

時期は冬休みで朝の通学時間帯の高校生は少なかったのですが、朝の9時を過ぎて「おでかけ」の高校生で車内はあふれかえっていました。編成は単行の2両の2パターンのようですが、学校の休みなどは関係なく、いつも同編成になっているらしく私が高水からの徳山行きに乗車したのは9時過ぎ。その時点で単行列車はすでにギリギリ座れるかどうかの混雑ぶりでしたが、一駅ごとに大量のお客さん、ほとんど高校生のようでしたが、どんどん乗ってきて車内は大混雑

10月の訪問時の朝の通学帯についても触れました

この時は「バス転換なんて無理だろう」と思いましたが、今回は「これで廃線論議になるとしたら」と感じました。日本中のローカル線は、かなり乗っていますが、私鉄や三セクも含め、もっと閑散としている路線を数多く知っています。なかなか厳しいというか、いろいろ考えさせられる現実です

さて早朝に起きてコンビニおにぎり1個食べただけなので、かなりお腹が減ってきました。かなり活動してきた実感がありますが10時にもなっていない。岩徳線はここから2時間近く運行がなく、まだ朝食タイムということで

吉野家で朝食。一息つきました

無人化翌日の訪問

大混雑の岩徳線でしたが、半分以上の乗客がドッと降りたのは櫛ヶ浜でした。山陽本線との分岐駅で岩徳線はすべての列車が徳山まで乗り入れますが、帳簿上は岩徳線の終点はこちらになります。この日は櫛ヶ浜付近でイベントが開催された形跡はなく、高校生が大量に降りたのは、ここで乗り換えてショッピングモールに向かったのでしょう

その櫛ヶ浜についても触れておきます。訪問は前回、岩徳線を回った前日の10月2日

開設は昭和初期ですが駅舎は、いかにも昭和40年代の国鉄コンクリ駅舎

規模は大きくホームは3本もあります。ただし機能しているのは山陽本線の2面と岩徳線の4面

こちらは駅舎と一体となっている山陽本線の下りホームの駅名標

明らかに国鉄時代からのものと思われる古文字がいくつか残っています

こちらは岩徳線ホームへの案内

こちらは岩徳線ホーム

周南市のスポーツセンター最寄りで「津田恒美メモリアルスタジアム」の愛称を持つ周南市野球場も一帯にあって、各種イベント開催日は大いににぎわいます。この日はイベントの開催はなかったよう、と記したのは、そのためです。学生の利用も多い駅です

にもかかわらず

改札付近には「10月1日から無人駅」の案内が。つまり訪問は無人化翌日

これまでも無人となる時間帯はあったようですが、イベントなどで臨時の駅員さんが派遣される時以外、窓口が開くことはありません。1日に1500人ほどの乗降がある駅ですが定期利用が多いのでIC改札だけで十分と判断されたのでしょう。これも時代の流れですか

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