グリーンきっぷの2日間~山陰本線の駅を巡る

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伯耆大山駅の駅名標

2月21日11時

鳥取県唯一の自動改札から

米子駅の改札。鳥取県では唯一、自動改札機を備えた駅となっています

この後、倉吉を14時24分に出るスーパーはくとに乗車予定なので、まだ3時間以上あります。快速はほとんど姿を消してしまいましたが、それでもこの区間には1時間に1本程度の普通が運行されていて、うまく行ったり来たりすれば、いろいろな駅に行けそう

まずは写真の伯備線に乗車します。米子・東山公園・伯耆大山の3駅は山陰本線と伯備線の両列車が走るため本数も多くなっています。まずは「目の保養」となる伯耆大山へ向かいます。伯耆大山に30分ほどいれば、山陰本線の倉吉行きが来るという、ちょうどよいダイヤ

伯備線は電車です。115系改造電車の通称「食パン」。中間車を強引に先頭車に改造したもので、国鉄車両天国の岡山地区にも、いよいよ新車が導入されるようですが伯備線ではしばらく見られそうです

伯耆大山に到着。目の保養と書いたのは広い構内にズラリ貨物車が並んでいるから

最初の駅名は熊党

なかなか壮観な景色ですが、670キロにも及ぶJR最長の山陰本線で貨物列車が見られるのはここだけとなっています。山陰本線で貨物運行はすでに取りやめとなっていて貨物用免許も失効させています(このあたりは北上線と事情は異なります)

ここにあるのは伯備線から岡山に向かう貨物列車。どうでもいい話になるかもしれませんが、伯耆大山は帳簿上の所属は山陰本線で、伯備線では道中、貨物の取り扱いがないため、伯備線は貨物を扱う駅がないのに貨物列車が走る、というクイズのような駅となっています

京都からのキロポスト。下関(正式には幡生)までもうすぐ半分というところ。現在の京都からの営業キロは318・2キロと微妙に合いませんが、現在トロッコ列車が走る京都の旧線部分が組み込まれたものと思われます

国鉄末期に建て替えられた駅舎は美しい曲線を持ちます。明治期に開設された時の駅名は「熊党」。「くまんと」と読みます。駅の近くの地名です

壁の文字も美しい。その一方で昭和時代ゆえの

文字案件も残ったりするなど、いろいろ見どころは多いのですが

ホームの待合室で「エアコン運転中」の文字を見て、すぐ逃げ込んでしまいました。それほどまでに寒い。車窓から雪がないのを見て安心しましたが甘かった。というか風の強さは自分の想像を超える寒さ。とにかく山陰本線の倉吉行きに乗りましょう

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