銚子電鉄で懐かしい朝ドラを思い出す

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6月22日10時

フリーきっぷを購入

車掌さんからフリーきっぷを購入しました

料金は700円。終点の外川までが片道350円なので、単純往復と同じ料金。1カ所でも立ち寄れば「元がとれる」ことになります。また観光や買い物での割引もできます。じっくり楽しむには、なかなか良心的なお値段

ダイヤの関係で、まず終点の外川を目指します。終点を目指すといっても路線はわずか6・4キロ。20分程度の旅です。きゃりーぱみゅぱみゅさんのアナウンスで出発進行

銚子電鉄とは

日本のローカル私鉄では最も有名かもしれない銚子電鉄ですが、前述した通り

6・4キロのミニ路線。勾配については分かりませんが、歩いても終点まで行けそうです。元々は犬吠埼など付近の観光を目的として大正期に敷設された歴史ある路線です。電鉄なので、もちろん電化されています。銚子駅を入れても10駅と細かく駅を設置。運行は朝の通勤通学帯は30分に1本ほどで昼間は1時間に1本。基本的に総武本線との接続が図られているため、毎時決まった時間に出発とはなっていません(一時期決まった時間にしていたこともあった)

ただ最高の料金が350円しかないということは、儲けを出すためには、それだけ多くの旅客を運ばなければならない。沿線は人口密集地というわけでもなく、モータリゼーション云々以前から、慢性的な赤字に悩んでいました

一躍有名になったのは、経営サイドの問題で廃線危機を迎えてから。メディアで大きく取り上げられました。しかし本当に有名になったのは、あの手この手の生き残り策。ネットでも大いに話題となり、「ぬれ煎餅」がネット通販を含めて大ヒット。路線維持となった話がクローズアップされました。ある意味、ネット社会が大いに寄与したともいえます

外川駅に到着

外川に到着しました

大正時代から残る木造駅舎

駅舎内ではきっぷの他、グッズ販売もしています。ちなみに終点ではありますが、元日の日の出で知られる犬吠埼の最寄りは、ひとつ手前の犬吠なので、お間違えないように

ネーミングライツをしているので、駅名標は愛称も含めて2つあります

構内をウロウロしていると懐かしいものに出会いました

朝ドラの澪つくしは、こちらがロケ地だったんですね。ちょうど大学4年の春から秋にかけての放送で、放送中に就職が決まったりで何かと思い出は多い作品です。沢口靖子さんのデビュー作ですよ。最近の朝ドラは、それなりに知名度のある方がヒロインを務めることが多いようですが、このころは「誰?」というヒロインが多かった気がします。なぜか銚子で関西弁を操る(当時はテレビで今ほど関西弁はあふれていませんでした)さんまさんのラッパの弥太郎が印象に残っています

澪つくし号というものがあったことも初めて知ったし、その後調べると、かなり最近まで運行されていたことも知りました

折り返して他の駅も回ります

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