2022年10月15日12時15分
ユニークな企画列車
釜石から宮古に向かいます
ギャラリー列車のヘッドマークが付けられています
車内には全国から寄せられた風景画を展示。10月いっぱいで1編成のみの運行だったようで幸運でした
絵で埋め尽くされています
車内にはAKB48のメンバーが2013年に訪れた際のサインも
釜石~宮古間は盛岡~宮古~釜石を結ぶJR山田線の一部区間で東日本大震災前までは宮古~久慈が北リアス線、盛~釜石が南リアス線でその間をJRの線路でつなぐ形となっていました
東日本大震災の後、8年の歳月をかけて今から乗車する釜石~宮古間が三陸鉄道として復旧しました。現在はすべてをリアス線として第三セクター最長の163キロにも及ぶ路線名となりました
東京からの「始発」と重なる
1時間半揺られて宮古に到着
まずゴルゴ13にゴミの注意をされる。「はぁ、気をつけます」と頭を下げて改札を出たころはまだ余裕だったのですが
人が散らばったタイミングで駅舎の写真を撮ったのですが、かなりのにぎわいです
宮古までの乗車列車は同業者(鉄道ファン)の姿もチラホラいましたが、ボックス席を一人で利用とはいかないまでも、余裕をもって座れていましたが、宮古から先は大変な雰囲気が漂います
乗車列車の宮古到着は13時46分。実はその直前の13時30分に盛岡から宮古に山田線の列車が到着していました。山田線はダイヤの薄い(少ない)列車で盛岡と直通する列車は1日4往復しかありません(ほぼ並行して走る特急・急行バスが1時間に1本の間隔で運行されている)。山田線の盛岡発が11時9分。その前は盛岡発6時32分なので、東京からは無理。つまり東京からやって来ようとすると11時9分が「始発」になるのです
今日は土曜。前日にBRTに乗車する際「明日は凄い人なんだろうな」と思ったことが三陸鉄道でも起きているわけです。青春18きっぷでは三陸鉄道には乗れませんが、東日本パスでは乗ることができる。週末パスでも乗ることはできません。BRTの項でも触れましたが、誰しも考えることは同じです
8年ぶりの宮古
次の久慈行きは15時5分発。13時54分発にも乗り継げたのですが、それではあまりにも余裕がないので、ここで昼食とします
宮古は駅周辺が町の中心部となっています
宮古には8年ぶり。2014年4月に北リアス線が完全復旧した時に来ました
三陸鉄道の本社建物。以前の宮古駅は三陸鉄道とJRが別の駅舎になっていて、こちらが三陸鉄道の駅舎でもあったのですが、2019年に釜石~宮古が三陸鉄道として復旧した際にJRの駅舎が共通の駅舎となり、駅の管理者もJRから三陸鉄道へとなりました
駅前にはC58の車輪とプレートが設置されています
戦時中の1944年3月に雪崩で鉄橋が崩落、貨物列車が脱線した事故を伝えるものです
渋めの食堂に入り
腹ごしらえ。駅に戻ります
管理は三陸鉄道ですが、みどりの窓口ありはあります。発券業務は三陸鉄道に委託されているはず。8年前に来た時は東京で用事があり、東京経由の大阪行きという乗車券を買ったのですが「宮古~大阪の乗車券って、どのぐらい売れるのだろう」と思ったものです
発車案内は両社ともにあります
山田線の時刻表。ある意味、壮観です
時計で分かる通り、乗車は発車5分前。なんとかギリギリ座れましたが、発車直前に乗り込んでくる方も多く、出発時は
じぇじぇじぇ~!の混雑ぶりでした
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