※訪問は2025年1月15日

秋葉原から千葉へと向かう

朝の秋葉原駅。といっても、いつもは夜明けするかしない時間帯ばかりの写真を掲載しているが、時刻はすでに8時半。この時間帯の秋葉原駅前の人が少ない位置とタイミングの写真は大変だった。今日は千葉方面へ行くのだが、当初予定していた時間からすでに1時間以上は経過している。先日まで紹介していた加古川線のような閑散ローカル線だと、寝坊厳禁で4時でも5時でも起き出せるが、訪問先の本数が多いと、すぐダラけてしまうのが悪い癖。この後、のんびり立ち食いそばの朝食セットを食べたりしてきっぷを買うと、9時前になってしまった

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サンキュー♥ちばフリーパスとは

過去、秋葉原駅には無数とも言えるほど来ているが、長距離きっぷや企画きっぷを買ったことがなく、指定席券売機のある改札を探してちょっとウロウロしてしまったため、さらに時間をロス

購入したのは「サンキュー♥ちばフリーパス」。2024年度版は9~10月と1~2月の2回にわたって発売され、当日でも買える。つまり現在発売中で、まだ1カ月近く利用できる。券面にある千葉県内のJR、私鉄が乗り放題となる。JRは全線だが、千葉県内を走る私鉄がすべて乗れるかというと、そうではないのがポイントのひとつ。2日間有効で3970円(小人1980円)。東京23区内のJR駅を発着とする「サンキュー♥ちばフリー乗車券」もあり、私が購入したのはこちらで4790円。都内から千葉に向かう際に使えるが、都内の駅ではJRの乗車駅と降車駅のみ有効で都内の京成の駅からは出入りできず、JRでも23区内の駅で乗り放題ではないというのも、もうひとつのポイント。都内から千葉県に入る方法はいろいろあるが、JRでしか入れないため、「ゆき」のきっぷには「総武線・京葉線・常磐線経由」と書かれている

また820円の差額は、利用する都内の駅が千葉県の最も近い駅までの片道が410円以上なら元がとれるという意味。今回の私の例を言うと総武線で向かうため、秋葉原から千葉県最初の駅である市川までの運賃は230円。翌日は阿佐ヶ谷のホテルに宿泊したので市川~阿佐ヶ谷は490円で計720円と100円の損となってしまった(笑)

あまり調べもせず、なんとなく大丈夫だろうと思って購入した私の責任だが、当初は松戸からの常磐線経由での帰路も思い浮かべていたため、やむを得ないところ。行程が決まっていれば単独で「パス」を購入したかもしれないが、「パス」については千葉県内の駅でしか購入できないため、今回の行程では一度市川で下車する必要があり、ちょっとした手間が生じる(市川駅にはバンバン電車が来るので大したロスにはならないが)。また発売は指定席券売機と制限があり、窓口ではもちろん、乗車券のみの券売機でも購入できない。千葉県の最初の駅が無人駅ということは、あまりないかもしれないが、茨城県から鹿島線で入ってくる場合は注意が必要となる

京成の参加が利用のきっかけ

総武線に乗車。時刻は9時になっていて通勤通学のピークは過ぎている上、下り方面。寝坊は自慢にならないが、楽勝で座れた。目的地は津田沼。錦糸町で快速に乗り換えれば早いが、せっかく楽々座れた上、やって来たのは津田沼行きだったので、このまま鈍行で向かうことにする

津田沼駅に到着。1日の乗車が約8万8000人(降車を含まない乗車のみの数字)と、新大阪駅の在来線の乗車人員6万9000人をはるかに上回るターミナル駅で、総武線緩行の半数は当駅での折り返しとなる

ここから新京成電鉄新京成線の新津田沼駅へと向かう

首都圏ならではの多数の利用がある津田沼駅だが、昭和40年代ならではのコンクリ駅舎。今回千葉まで出かけたのは、サンキューパスに京成と新京成が参加したことが大きい。サンキューパスは初めての利用だが、今春で会社としてはなくなる新京成電鉄に今のうちにぜひ乗っておきたいと思ったからだ

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