JRのうちに…北陸本線各駅を訪ねる その18~新幹線駅かと思う立派な駅舎

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前回の補足

前回どうしても言っておきたいと思いながら忘れてしまったことを補足します

昭和の初期以前と思われるこちらの時刻表。下段には貨物列車と思われる時刻も掲載されています。上りにある行き先の「中ノ郷」に注目。こちらは北陸本線の敦賀以南の旧線にあった駅。現在は敦賀以南の車窓のハイライトのようになっていますが、敦賀以北と同様に旧線が存在。ただこちらも峠の難所越えが課題となっており、中ノ郷は山陽本線の瀬野八のように機関車の補機を付ける場所でした。今は廃線となっているので駅は存在しません。ここで名前を見るとは思ってもみませんでした

目を見張る駅舎

8月25日14時20分

美川に到着です

旧美川町の中心駅。駅に降りた景色からは見えませんが、すぐに手取川の河口そして海です

なんといっても、目を見張るのは

新幹線駅かと思ってしまう立派な駅舎。少し前までは入口上の四角の部分からペデストリアンデッキのように通路が出ていて駅前のオブジェにつながる、さらに豪華な景観でした

現在は白山市となっていますが、こちらの駅舎は美川町時代の30年近く前に改築、というかほぼ新築されたものです。駅舎内には「コミュニティプラザ ふれ愛」ちなっていて、イベント広場、地元物販の販売そしてカフェも設置されています

小松うどんを食べたばかりだったので立ち寄りませんでしたが、後でHPを見るとカレー、ラーメンなどほとんどがワンコイン、コーヒーも200円。朝の7時から夜の8時までやっていてアルコールやおつまみも提供されているようです。うーん、しまった。食事は別としてもコーヒーぐらいでくつろいでも良かった、と帰ってから後悔しました

さて毎度毎度、同じような話になってしまいますが旧美川町の中心駅として、みどりの窓口も設置されていたのですが

昨年閉鎖され、今は無人駅となっています。規模を広げるべく造られたであろう改札部分が、ちょっと寂しい

長いホームを持っています。2面3線の典型的な国鉄造り。当駅も明治の19世紀開設ですから歴史を感じます

ホームの新駅舎に面する部分にひっそり埋め込まれたキロポスト。米原からの距離が微妙に合いません。旧線時代からのものでしょうか

とにかく、こちらのカフェに立ち寄る、という宿題が残りましたね

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