北川駅の駅名標

※訪問は2024年4月23日

夜明け直前の延岡駅から

朝の5時40分。この時間の延岡駅は昨年の10月以来だが、何やらいつもの光景になってしまった。ほぼ日の出の時刻だが、昨日夕刻からの雨がずっと降っていて雨雲に覆われ暗い。あまりにも酷い雨だと予定変更もあるかとも考えたが、少なくとも現在は小雨なので決行である。これぐらいの雨で予定変更していたのでは、ここまで来た意味がない

1日1・5往復の列車しか停車しない延岡~宗太郎の5駅訪問を今回で終わらせるつもりだ

初回が昨年5月9日で

2回目が昨年10月5日

この2回で宗太郎、市棚、日向長井の3駅を訪問。きっぷ売り場の運賃表を見ると

残るは北川と北延岡の2駅。とにかく早朝の1往復と夜20時台の上り(延岡→宗太郎)1本しかないので、すべての駅で乗降のどちらもこなそうとすると早朝からのべ5日間、延岡駅に行かなければならない。どちらかだけにまけてもらって、日向長井は3分間の交換停車中の時間を訪問とさせていただき、残る2駅を訪ねることにする

今回はきっぷを買っての乗車となった。前日に空路宮崎に入り、旅名人きっぷで宮崎県内をウロウロして夕刻までに延岡に到着

前日に宮崎空港駅で発券した2種類のきっぷ「旅名人きっぷ」は昨日1回目を利用して宮崎県内をウロウロした。今日は午前中のうちに大分県に入り「福岡・大分DCきっぷ」を利用するのだが、後者はエリアが大分県内つまり宗太郎以北となっている。大分県側から宗太郎まで来て、宗太郎から再び大分県に戻るのは事実上不可能なのだが、大分県内の駅と決まっているため日豊本線の南限は宗太郎。つまり早朝の部のみは現金乗車しかないのだ。1日に3700円分乗らないと元がとれない旅名人きっぷの1回分の権利をそれだけに利用するのはあまりにももったいない

いつもの列車に乗車

早朝の改札口

そして特急車両を利用した普通の佐伯行きに乗る。「3号車自由席」となっているが、過去にも紹介した通り、客扱いをするのは先頭の4号車のみ

本日の乗車は私を含め3人。一人はおそらく同業者(鉄道ファン)で、もう一人はスーツ姿の女性でビジネス客のようだ。この列車は車掌さんが乗っていて検札を行う。きっぷを提示すると「北川ですね」。料金表の写真で分かる通り、宗太郎までのすべての駅で料金が異なる。女性の方は佐伯で特急に乗り継ぐようだ。乗車したこの列車は、車両そのものは特急「にちりん」の大分行きとなるが、列車種別は普通から特急になるという説明をしていた

北川へは路線バスもある。北延岡、日向長井も通り、北川駅から徒歩5分ほどの熊田という停留所が終点で所要時間は30分ほど。もっとも「バスもある」とはいっても平日は1日3・5往復、週末は2往復である

延岡から15分で北川に到着。細長い島式ホームの駅となっている

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