運動公園前駅

弘南鉄道弘南線の全駅訪問の詰めを行う~ホーム上に描かれた18・44メートル

※訪問は2026年7月16日

最後は3つの新駅を訪問

弘前から2駅目。運動公園前駅で下車。1927年(昭和2)に弘前から津軽尾上までが開業。戦後の1950年に黒石までり全線が開通した弘南鉄道弘南線だが、未訪問だった当駅と尾上高校前、そして再訪予定の田んぼアートの各駅はいずれも新しい駅ばかり。意識してそうしたわけではないが、最大目的の田んぼアート駅以外は、たまたまこのようになった

そして写真に見えるホーム上の丸いイラストが当駅の特徴をよく表している

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臨時駅から常設駅へ

運動公園前という駅名が、そもそも新しい。日南線でも運動公園駅を紹介したが、全国には「運動公園」を名乗る駅は数多い。自治体が野球場から陸上競技場、球技場、体育館が集まる運動公園を鉄道路線沿いに計画的に造ったことで各地で名乗りをあげている。当駅は1977年(昭和52)の開業。雪に埋もれる地域だけに、当初は田んぼアート駅のように冬季休業の駅だったが、後に常設駅となった。

周辺に病院や学校施設ができて開発が進んだからだ

スポーツイベントがなくても朝夕は生徒さんなどでにぎわう。2023年度の1日あたりの利用者数は112人で、これは弘南線では第5位の数字。無人駅では最も多い

ホームに描かれたホームベースへの距離

「特徴をよく表している」と前述した正体はこちら。手前には投手のピッチングプレートそして

奥にはバッターボックスが描かれている。野球の規則ではこの間の距離は18・44メートルと定められている。ホーム上に描かれた投手のプレートとホームペースも、どうやらその距離にされているようだ

もっとも当然だが

ホーム上でバッティングをする人はいない

球場は高校野球のメイン会場

球場の全景はこのようになっていて単式ホームに待合所のみの構造だが、基本的な出入口は病院などの施設にも行けるこちらだが、野球場に近い奥にも出入口が設けられている。弘南線で2つの出入口があるのは貴重な存在である

それがこちら。左側に見えるのはきっぷ売場だが、訪問時はイベントのない朝の7時で、もちろん閉鎖されている

こちらは運動公園の地図。野球場、陸上競技場、球技場、武道館などがある

野球場の方に行ってみる。弘前市運動公園野球場は愛称「はるか夢球場」。2008年の北京五輪で金メダルを獲得したソフトボールの斎藤春香監督が弘前出身だったことにちなむ。1979年の開場だが、後にナイター照明ができて観客席やグラウンドも改修されてプロ野球の公式戦を行える規格となった。2017年からは高校野球青森県大会のメイン会場となり、準々決勝以降の試合が行われ

近づいてみると、外野席まで入れるようになっていて、アレレと思うと、外野スタンド部分はジョギングコースとして開放されていて、早朝から市民ランナーの皆さんが汗を流していた

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弘南鉄道弘南線の全駅訪問の詰めを行う~あえて2駅残した理由は?

※訪問は2026年7月16日

天気予報はやや外れ?

弘前駅に到着。8月からの弘前ねぶたまつりを目前に控えて町は盛り上がりつつある。その時期は市内のホテルはなかなかの価格になるが、7月のこの時期はそうでもない。前日に青森に泊まったが、やはり青森市内のホテルは弘前より1オクターブ価格が高い印象だ

天気予報が悪いため津軽線沿線の各地訪問を早めに切り上げ、弘前駅には15時前に到着。奥羽本線の普通は青森~弘前がひとつの軸となっていて、この区間は昼でも1時間に1、2本の運行があり、弘前から先は運行が減少する。もっとも青森始発で終着駅が秋田という「青春18きっぱー向け」の普通も1日2本の運行があり、その季節は明らかな同業者(鉄道ファン)で大いににぎわう。所要時間3時間半のロングシートで、しかもかなりの乗客で座席は確保できてもなかなか身動きできず車窓も見られない態勢はしんどい。なぜこのようなことを書くのかというと、実際に乗ったからである。私にとっては、かなりの修行だった。18きっぷのルールが変わって今はどのぐらいの利用があるのだろうか

さて話は少しそれたが、1年ぶりに弘前駅で降り、やや拍子抜けしたことがある。好天なのだ

予報では1度大陸に抜けた台風が戻ってきて夕方にも雨ということだったが、夏の青空が広がっている。まぁ、本格的な雨よりも暑いぐらいの好天の方がいい。というか、今日のうちに弘前まで来ておかないとマズいのである。明日は早朝から弘南鉄道の弘南線と大鰐線に乗るつもりである

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今回は紙のきっぷを購入

明けて翌日、7時前の弘前駅。早々にホテルの部屋に入ったので全く気づかなかったが、予告されていた雨は夜中にやって来たようで駅前には水たまりができている。そのおかげか前日の蟹田駅近辺の7時よりもやや涼しく感じる。まずは弘南鉄道の弘前駅まで行って弘南線に乗車する

弘南鉄道の弘前駅にやって来た。あらためて言うと、弘南鉄道には弘南線、大鰐線の2路線があり、近い場所を走る部分がある同じ鉄道会社にもかかわらず、全く交わっていない。弘南電気鉄道という会社の別路線だった大鰐線が、後に弘南鉄道に譲渡された歴史を持つためで、弘前市内の起点駅も弘南線はJR弘前駅に併設されているのに対して、大鰐線はJRの駅から徒歩20分ほどの旧市街の中心部にある中央弘前駅となっている。そして大鰐線は2028年春をもっての廃線がすでに決まっている

昨年の3月と7月に大鰐線と弘南線の各駅訪問を試みたが、弘南線の2駅が未訪問。今日はその2駅訪問と大鰐線の最後の乗車を行うつもりだ

そして今回は紙のフリーきっぷを購入。過去2回はいずれもスマホのデジタル板だったが、こんな風に券売機を並べられると紙を買いたくなる。もちろん「大黒様きっぷ」という名称と1000円という価格は同じ。そして券面にある通り、接点のない弘南線も大鰐線も共通で利用できる

こちらも朝が重要

券売機の写真には時刻表があるが、見て分かる通り、朝夕は1時間に2本の運行があるが、昼間は1時間に1本。これは私鉄に限らずJRのローカル線にも共通する話で、駅訪問をするには朝が重要なのだ

電車はすでにホームで出発を待っている。中央弘前や黒石でもそうだが、改札は列車別、乗降別となっていて当駅までやって来た列車で降りる人をすべて改札の外に出した後にあらためて乗車用の改札を行う。だから基本的にホームで長時間滞在することはできない

そしてこれから7時8分に乗車して運動公園前、尾上高校前の未回収2駅を訪問。そしてここからが大切なのだが、昨年旅程の都合で駅にしか行けなかった田んぼアートを見るつもりだ。残り2駅だったので、昨年頑張れば十分に行けたが、やはり田んぼアートは見たい。昨年の時点で津軽線の最後の訪問を行うことは決まっていたので、未訪問の2駅を残しておいた。そして朝が勝負と言いながらも、あまり早すぎてもダメというジレンマを抱えながらの出発にもなった

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